2005年01月07日

懐かしい話 第7話

※月刊みりさばの移動に伴ってミリブロに転載された過去記事です。

 さて、今回はいよいよ懐かしいというよりも最近(2002年現在)って感じの電動ガンの登場だ。
 まぁ今回はいろいろと異論もあるだろう。「これだけで解決したワケじゃねーよ」とか「ガスガン悪者にすんじゃねー」とかそう思う人もいるかもしれない。でも、当時現役ばりばりサバイバルゲーマーだった私はこんなことをすごく感じた。そんな今回の話です。
 「バッテリーをセットするだけでフルオートはもちろんセミオートまでできちゃうエアソフトガン」そんな銃が発売されたという噂を聞いたとき、そんなに期待はしていなかった。正直たいしたことないんじゃねーの?くらいしか思っていなかった。
 だって、その時の私の背中はガスガンの安定作動と長丁場のを戦い抜くため圧縮空気をつめた4リットルのエアタンクが3本も背負っているという大変な状況だったのだ。
 そんな大荷物でゲームをするのが日常となっていた私にとって銃に内蔵されたバッテリーだけで数千発も弾が撃てるなんて夜中にやっている健康器具の通 販番組並に眉唾物だったのだ。

しばらくして戦場で「噂の電動ガン」を撃たせてもらった。ガスガンとちがい銃からホースがでていないのは新鮮だった。性能は、悪くない。でもパワーアップ&カスタムした俺様の銃にはまだまだだなっ!ってそんな感じ(笑)。
 さほど気にしていない電動ガンだったが、その後M-16A1の発売をきっかけに購入してみた。で、しばらく使ってみてこいつの真の実力に気がついた!この銃は


「びっくりしちゃうくらい手間がかからないのだ!」

 TVのリモコンくらいの大きさのバッテリーが1~2本あればだいたい一日遊べる。マガジンも別 売のゲーム用のマガジンを買えば数百発の弾を簡単にセットすることができる。ただし、これはみんなが沢山弾を持てることになり、弾のばらまきあいになる傾向もできてしまったが....
 背中に重いタンクを背負って圧縮空気を必死で詰めたり、気化の不安定なガスを気にしながら使っていたガスガンに比べると格段にラクチンだ。

 そうなると自然と準備が楽な電動ガンをみんな使うようになる。電動ガンの比率が上がるとおもしろいことが起きた。サバイバルゲームのレギュレーションのパワーがだんだん下がってきたのである。
 電動ガンってヤツはパワーアップがめんどくさい。適当にスプリングだけを強力なヤツにかえるだけだと壊れてしまうのだ。ギア回りだとかきちんと考えていじってやらないとすぐにギアが破損したりしてしまうのだ。はい、ココだけの話私もはじめの頃は結構いじってみました。でも、安易なカスタムはダメだと改めて思いましたよホントに....
 それにそこまでしてパワーがほしかったのではない。調子よくてきちんと遠くまで飛んでいく銃がほしかっただけなのだ。
 それほど調整らしい調整をしなくても十分戦える銃がでたこと。準備にそれほど時間をとられなくなったことでサバゲーはかなり大人数で遊べるようになった。数百人単位 のゲーム運営も簡単にできるようになった。
 おかげで結構楽しい思いもしたし、いろんな人と出会うことができた。この辺は本当に感謝しています。いやホントですよ!


  

Posted by さめ ひろし at 23:17Comments(0)懐かしい話