2005年01月09日

思い出の俺様ウェポン 「スーパー9」

※月刊みりさばの移動に伴ってミリブロに転載された過去記事です。

思い出の俺様ウェポン
「スーパー9」

 なつかしのエアガン第2回はなつかしのエアガン「俺的もっともメジャータイトル」のスーパー9を取り上げてみようと思います。

 こいつも前回のバッファローと同じく実在する銃はありません。でも、バッファローシリーズよりは実銃テイストな感じですけど....
 この銃は元々マクロスのプラモなんかで有名だったタカトクトイスって会社から発売されていましたがこの会社が倒産しちゃってその後いろんな会社から発売されています。名前もSS-9000、SS Super-9、UX Super-9と変わったりしています。ここではめんどくさいのでスーパー9で統一します。

 この銃を一言でいうとすれば「カスタムするとものすごい銃」でしょう。そう!箱から出した状態では全く駄目とはいいませんが正直使い物になりません。だけど、カスタムパーツを購入してばりばりと組んで調整すればあら不思議!超一線級のエアガンに大変身します。
 丈夫でシンプルな機構、分解がものすごく簡単という条件を取りそろえたこの銃はカスタム好きのゲーマーとパーツ作成の好きなパーツ業者によって続々と高性能のパーツ、見栄えの良いストックなどが開発されていきました。
 全盛期のころはほぼすべてのパーツが発売されていました。本当に本体買わなくてもいいくらいパーツがでていました。おそらくでていなかったのはフレームをとめるネジ位だったと思います。

 私も結構いじりました。ただ、きちんとしたパーツが出そろう前だったんでパイプやらパテやらで自作した自作派でしたが...
 機構も簡単だしいじると見違えるように性能が上がるのでなかなかおもしろい銃でした。自作の銃は時々パーツがとれたりして瞬間接着剤が常備品になったりする難点もありましたが(それは自分のせい)。

 おもしろいところではこの銃はTVドラマ「大陽にほえろ」にスナイパーライフル役として登場したこともあります。ストックと本体が簡単に取り外せるので暗殺者が鞄からこの銃を出して組み立てて...ってシーンで使用される銃に抜擢されたんですね。しかし、表面処理がおもちゃっぽいこの銃をTVドラマに登場させるには当時でもちょっと無理があったような感じがしました。
 私のスーパー9はガスガン時代の到来と共にUZIにそのメインウェポンの座を譲りましたが戦場ではまだまだ現役で唯一ガスガンに対抗できる銃として一部のカリカリチューンの銃が活躍していました。残念ながらオイラの不器用へっぽこカスタムではちょっと対抗なかったのでオイラはガスガンをメインウェポンにかえていったのでした。


  

Posted by さめ ひろし at 23:20Comments(0)懐かしい話