2014年09月21日

月間みりさば 2014年09月号 レトロな駅に行ってきました


 さてさて、夏も終わりましたがなんだか今年の夏は天候と予定に恵まれなくて結局BB弾飛ばしてないんですよ!とほほ。
 でもまぁこういう夏もありますよねーってことで今月は近所で歴史的なミリ分を補給しましょう。


 自分の住んでるところは東京。歴史的視点で考えると結構いろんなものがあります。
 たとえば、歴史的な視点で考えれば観光地のお台場だって幕末の砲台跡ですからね。
 上野や九段下の2箇所で零式艦上戦闘機がみられる。結構いろんなものがあると思います。
 でも、今回はそういうのではなく、日常使われている昭和ってことで「JR国道駅」を紹介しましょう。

 この国道駅っていうのはJR鶴見線の無人駅で戦前からの駅のまま現在まで使われており、ガード下のレトロな雰囲気は写真好きの間では結構有名なスポットです。

 国道から見るとこんな感じで町に駅が埋もれてしまっているのですが、駅中に入るとレトロな景色を体験できます。

 でも、半世紀以上たってるこの駅の老朽化はいろいろと問題になっており、この写真のとおり駅のあちらこちらというかほぼ全面にわたって補強やカバーがしてあります。

 駅の裏口などはもうここが駅だとは絶対にわからない風景。

 ホームは設備は更新されているけど基本的な形はそのままなのでこのアーチ型の駅舎に半世紀以上前の雰囲気を重ねてみてもいいでしょう。

 今ではちゃんとしたステンレス車両が走っていますが私が高校生くらいのころまではリベットいっぱいの茶色いふるーい電車が走っていたんですね。


 駅の中は階段が妙に多く、独特な雰囲気があります。
 戦火をくぐりぬけてきた駅だけあって駅に戦時中に受けた機銃掃射の跡を見ることができたのですが、現在は建物が解体されて確認することができないようです。

 ガード下の店はほとんど封鎖されていて、もういつなくなってもおかしくないみたい。

 日常使ってるものは保存とかができないし、耐震関係などもあるから難しいですね。


 歴史的な場所ではないですが、近所にお立ち寄りの際はちょっと足を伸ばしてみてください。


  

Posted by さめ ひろし at 03:59Comments(0)月刊みりさば