2016年11月21日

月間みりさば 2016年11月号 ウッドランドの新しい遊び方をさぐるの3

ihagun(いは軍払い下げ品店 http://www.ihagun.net/)の連載用の月一連載ブログです。 お店の方のサイトもぜひよろしく!




昨年の月間みりさばの12月号で「ウッドランドの新しい遊び方」と称しましてボスニア内戦イベントを紹介しましたが、今月はまたこのイベントに参加してウッドランドの新しい遊び方を模索しに行ってまいりました。

ウッドランドパターンというと冷戦時代の米軍の象徴的なパターンですが、2002年にはアメリカ海兵隊がMARPATに、陸軍も2004年にACUに変更され、現在米軍ではほぼ見ることができないパターンといえます。

米軍のイメージが強いこのパターンですが諸外国でも90年代に採用されていたり、アメリカの支援したイラクやアフガニスタンで使用されていたり、その服が流れ流れてゲリラで使用されていたりもします。ウサーマ・ビン・ラディンが使っていたのも記憶に新しいですな。

また、90年代は今回行われたイベントのタイトルでもありますボスニア紛争にも各国の軍服が大量に流れてきまして


このようにごちゃ混ぜできている兵士などがいたわけです。

というわけで今回はヘルメットのみユーゴスラビアのM59ヘルメットですが、あとは各国軍隊からの寄せ集めでそれっぽい格好をしてみました。


インナーは西ドイツのシャツで上はウッドランドのM65フィールドジャケット。銃は当時ボスニア紛争で結構使われたトンプソンM1A1のチョイスです。


場所は千葉のオペレーションフリーダム。


トーチカや土嚢などもある非常に面白いフィールドでこういうごっこをやるにもいいフィールドでした。


千葉はサバゲーフィールドが乱立しているので本当にいろいろな特徴のあるフィールドがあってうれしいことです。

急に寒くなってきた関東ですが、この日はいい感じに晴れてこの格好だとちょっと汗ばんじゃうくらいのいい天気で楽しく遊べました。

というわけで今回遊びに使ったウッドランド。ちょっとまえはどこにでもあるような服でしたが、払い下げ品は供給元がなくなって10年以上たつと急に少なくなってくるもの。
どこのショップでもいよいよ中古良品の店頭在庫が切れはじめておりまして、いは軍でもウッドランドはいくつかのサイズが残るのみになっております。

20世紀を代表する米軍のウッドランドパターン。コレクションにファッションにひとついかがでしょうか?
  

Posted by さめ ひろし at 01:25Comments(0)月刊みりさば