2010年06月18日

月刊みりさば2007年

月刊みりさばのバックナンバーの2007年分です。このころわざわざ取り上げた中華電動ガンとかもう今では当たり前になっているんだよねぇ....

月刊みりさば2007年
月刊みりさば2007年01月号
「リアルカウントマガジンって何?」


 今月はマガジンのお話です。最近、多弾装マガジンが一般的になったためマガジンは昔ほど必要なくなりました。でも、マガジンを使って遊ぶ方法はまだまだいっぱいあるのだ。今月はせっかく購入した装備のマガジンポーチを埋めてみました。

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 AK47のマガジンが何本かヘタってきたのでマガジンを購入することにしました。さて、どんなマガジンにしようかなぁ....
 え?AK47のマガジンなんてノーマルか多弾数マガジンの2種類しかないって?それは甘い!実はマガジンだけでもかなりいろんなマガジンがあるのだ。
 まぁ、実際私も購入するときに調べて改めて知ったものも多い。さすがAK!かなりいろんなバリエーションの物が出ている。ちょっといくつか紹介しよう。
・ノーマル(東京マルイ 約70発)
 ご存知東京マルイの標準マガジン。
・多弾数マガジン(東京マルイ 約600発)
 ネジ巻き式で600発のファイアパワーが得られるマガジンはコレが一本あればゲームは十分。
 メーカーではこの2種が発売されており、これだけでも十分遊べるのだが、世の中には面白いマガジンがもっとある。ちょっとだけ他のマガジンも紹介しよう。
・電動給弾マガジン(DFG 約1150発)
 電動給弾でネジ巻き不要のマガジン。ノンストップで撃ちまくれる。すげぇ。

 さらに形で差をつけたい人には
・AK74タイプ70連マガジン(STAR)
・AKマガジン実物流用600連マガジン(デブリトーイ)
・AK用 150連マガジン ベークライト風(G&P)
 とこんなものも出ている。実物流用は究極のリアル商品。74タイプはAK-74で使用されている茶色のベークライトのマガジン。
 最近発売されているAK-74のカスタム(外見のみを交換したモデル)のマガジンとしてはもちろんのこと、普通のAK-47につけるだけでもかなり雰囲気が変わる。
 ノーマルに比べて倍くらいの装弾数があるのもちょっと気になるところ。
月刊みりさば2007年
 で、いろいろと悩んだんですが、今回買ってみたのはこれ。「リアルカウントマガジン」といってなんと30発しか入らないマガジン。
 その分値段が安く設定されていて、10本まとめ買いで8000円ちょいというお値段が気に入った。なんど1本当たり1000円以下というお買い得商品。素材がプラスチックなので塗装がはげちゃうのが難点だけど、この本数は魅力。
 なんでまた装弾数へらすかなぁと笑われる方もいるかもしれませんが、マガジンチェンジするゲームも面白いものです。30発でがっかりすることなかれ。意外と遊べるのだ。不安なあなたは1本だけ多弾装マガジンを突っ込んどいて、撃ちまくりになりそうになったらチェンジしちゃえばいいのだ!

 さらにこいつはダミーのマガジンとしてもお値段的に格安ですのでいままで埋まらなかったAK用のチェストポーチが満タンになるどころかあまっちゃうくらいだ。
 今回はAK用のマガジンを紹介しましたが、リアルカウントマガジンはM-16用だって出ている。こいつを沢山かってM-16のバンダリアポーチを満タンにしてみたり、タクティカルベストを満タンにしてみることだってできちゃうのだ。

 マガジンポーチやタクティカルベストなどを着る時は中に物が詰まっていたほうがダンゼンかっこいい。サバイバルゲームに使っている人はあいているマガジンポーチにはぜひぜひいろいろとつめてみましょう。
 M-16用マガジンはお値段もお手ごろなので(J-011 M16用30連マガジン \1500)ダミーで実物を詰めちゃうのも面白い。
 予算が厳しいあなたは新聞紙をマガジンの大きさに折りたたんでガムテープでぐるぐる巻きにしたものを入れちゃいましょう。
 ノーマルマガジン主義なあなたには「M-16のマガジンと同じサイズのBB弾ローダー」ってのも出ています。こいつはマガジンポーチとの相性もばっちりな商品。
 最近の装備品にはいろいろと物を入れるところがあります。せっかくのポケットはいろいろと入れてあそんじゃいましょー!

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月刊みりさば2007年02月号
「いま、千葉が熱い!」


 千葉にサバゲー場が続々とできている。
 今、サバゲーやるなら千葉なのだ!
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 サバイバルゲーマーにとっての悩みは戦場?という人も多いのではないだろうか?。
 もし「場所なんてそんなに悩むほどのことかなぁ?」なんて思っている人がいたらそれはあなたは大変恵まれた環境にいるのかもしれない。
 場所が無い人にとってはこれほどつらいことはない。自由にゲームができるフィールドを探すのも結構大変なのだ。
 そんななかで有料ゲームフィールドってのは実は結構便利なものである。
 安全に管理された場所という安心感。そして大体のフィールドではBB弾などの消耗品も手に入る。さらにそういったフィールドではだいたい予約さえすればフリーで参加できるような日があり、少人数のチームや個人参加で大きなゲームを体験できる。
 有料ゲームフィールドはなかなかいい遊び場なのだ
 そんなゲームフィールドがものすごい勢いでオープンしまくっている場所がある。そう!それが千葉なのだ!
 私の知り合いなど自宅周辺に7箇所もフィールドがあって、毎週のように違う有料ゲームフィールドが楽しめるというすごい状況になっています。
 まさにこれこそサバゲー銀座!千葉県民はフィールドにはまったく困らないといっても言いすぎではないのであろうか?
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 ここまで沢山できると当然競争原理が働いてサービスもよくなってくる。
 もはや千葉ではトイレ完備なんてぇのは当たり前!トイレも水洗トイレだったりシャワーがあるようなところもある。
 今回遊びに行ったところはそんな中でもかなり異色のフィールド。
 なんと、市街地風のフィールドなのだ!
 サバゲー用に作られたフィールドなのでさすがに普通の建物ではなく、映画のセットみたいなヤツだがそれでも雰囲気は抜群!また、サバイバルゲーム用に設計されているだけあってゲーム中の緊張感はなかなかのもの。
 おもしろいのがフィールドの中にエンジン無しのドンガラなのだがベンツとポルシェがおいてあるので「ベンツを盾にしてサバイバルゲーム」なんてちょっと面白い体験もできる。
 市街地ということでさほど迷彩効果を考えずに済むのでいろいろな格好で遊びに行ってもおもしろそうなのでちょっと今回はアレな格好(今月も一言参照)で遊びにいってきました。
 使用したのはAK47。マガジンは先月ご紹介した「リアルカウントマガジン」。マガジンポウチだけじゃな入りきらないので軽機関銃用のマガジンポーチにぎっしり詰め込んで撃ってはマグチェンジ。こりゃなかなか緊張感が面白いぜーっ!
 と、今月はここを取り上げたが、おもしろいのはここだけではない。ここからちょっと行ったところでは逆に高低差のあるフィールドをショベルカーで作り出して塹壕フィールドを作っているようなところもあるのだ。これもなかなかおもしろそう!
 そんなわけでしばらくは千葉でのサバイバルゲームが熱くなりそうな予感だ!


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月刊みりさば2007年03月号
「久々に着る古い軍服」


 今月はまたもやサバイバルゲームに行ってきました。
 で、今回は久々にモールスキンなる服を引っぱり出してみました。
 今月は久々に引っぱり出した懐かしい軍服を着て思ったことだっ!
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 というわけで今月は自分にとって懐かしめの服を着て遊びに行った。この服は自分が軍装品に興味を持った時にはじめてかった服なのだ。
 この服はまだドイツが西と東に分かれていた頃の西ドイツの服で緑一色に鉄のヘルメットというなかなか地味な軍服だ。
 でも、この地味めなところがかっこいい!腕のドイツの国旗のワンポイントがまたがかっこよい!実は今でも古着好きな人なんかに人気が高い服だ。
 この服は、1980年半ばにドイツは今のフレクタンパターンという迷彩服にかわったのだが特にパーカーなどは今でも流通している人気の服だ。
 しかし、服やパーカーはまだ流通していても装備やヘルメットという軍装の系統のものは今ではほとんど流通がしていないため、いまからこの装備をフルセットでそろえるのは結構大変だろう。
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 払い下げ品の軍服というものはどうしてもこういう傾向があり、いくらでもあるもんだと安心しているといつの間にかどこにいっても手に入らなくなったりする。
 第二次世界大戦のドイツ軍やアメリカ軍のような徹底的に古いものであれば逆に年代的価値でプレミアがつき、それがまた市場を生む。レプリカなんかもでてくる。最近だとベトナム戦争ものの軍装品なんかもそれにあたるるだろう。
 そうやって、年代物になってプレミアがつけばいい。でも、必ずしもプレミアがついて市場が形成されるとは限らない。
 年代的価値がつくビンテージよりも中途半端に古いもののほうが実は手に入れずらいのかもしれないのだ。
 最近だと米軍のLC2装備なんてのもめっきり数が減ってきた。LC2を上から下までがっちりそろえるのは結構大変かもしれない。
 服だって油断できない。あれほど息の長かったウッドランドもついにACUにかわってしまい、迷彩服の代名詞ともいえるこの服も枯渇する日が来るかもしれないのだ。
 あるときに買え!ってのはマニアの鉄則といわれますが、こんなにあるからそのうちでいいやぁ...なんて思っているとなくなっちゃうのは本当のことなんですよ!


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月刊みりさば2007年04月号
「またもや千葉が熱いのだ!」


 またまた千葉が暑い!今回は市街地風の2月とはまったく逆方向のフィールドに塹壕がいっぱいあるフィールド「ビレッジワン」にいってきました。

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 人の背丈位ありそうな深さの塹壕。そしていい感じの高さの見張り台。雰囲気は抜群である。
 この塹壕ってヤツは壕に入って銃を構えているとなんか妙にわくわくしてくるものなのである。え?私だけですか?
 しかし、塹壕というものはそう簡単に作れるものではない。イベントなんかでみんなで塹壕を掘ったこともありますが、通行できるような長いものは一日では作れないし、イベントは所詮場所を借りているだけなので、イベントが終わったら埋めなきゃいけない!せっかく掘った穴を埋めるのはなかなかさびしい。
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 そんな思いがあったのでちょっとこの「常設巨大塹壕」にはびっくりした。
 昨年もエリア51(ちなみにここも千葉)でけっこう長い塹壕の体験をしたけど、この高低差ってのは初めての体験!
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 予想はしていたが、塹壕に敵味方入り乱れちゃうとかなりスリル満点(なんせ、壕の向こうに誰がいるんだ皮からイくらい広いのだ)とか、今回はボルトアクションライフルを使用していたのですが、やっぱり塹壕戦じゃぁボルトアクションライフルはきっついなぁとか、なかなか面白い体験もさせてもらいました。

 熱いぞ千葉サバイバルゲームフィールド!
 というわけで今年はなんだか千葉にばっかりいきそうな予感なのである。


月刊みりさば2007年
月刊みりさば2007年05月号
「戦後ドイツ軍祭り!」


 戦後ドイツ祭りというおきらくなイベントに行ってきました。
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 人気のある第二次世界大戦のドイツではなく、戦後の西ドイツ、東ドイツ、統合後のドイツ連邦の軍服を着て集まりましょうというイベントなのだ。
 いつものシュチェーションがきまって設定にしたがってやりましょうとかそういうイベントではなく、ただたんに同じものを好きな人があつまってサバイバルゲームをやりながら語り合いましょうって感じのイベントだ。
 設定にこだわるのもいいけど、ファン同士が集まっていろいろと話しながらゲームするってのも肩が凝らなくて面白い。いろいろな時代の装備が見れるってのも楽しいものなのである。
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 皆さん最新のドイツ装備を持ってきているので私は逆に西ドイツのモールスキンという装備で遊びに行きました。この装備、3月号でも登場した装備で最近着ることがなくしまわれていた装備なんだが、今年は出動率が高い。
 昔の装備を引っぱり出して着てみるってのもなかなか面白いものです。ただし、コレには恐ろしい罠が潜んでいます。
 どうしてもおなかの辺りとか育っちゃいますから着られなくなっちゃうことが多くなってくるんですよねー。
 私の場合、幸いにも昔はなかりやせていたんで現在はちょうどぴったり(笑)。
 専門用語でこういうことを「軍服が縮む」といいます。あくまで自分が太ってしまったことを認めたくない男の悲しい言い訳なんですが、みんなよくこんな風にいっているんですよ。
 いやぁ、なんか軍服が縮んできちゃったからあの装備は今できないんですよねー...なんてね。
 軍服が縮んじゃわないように日ごろの健康管理だけはしっかりしていきたいものですね。


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月刊みりさば2007年06月号
「中華製 MP40きたる!!」


 今月はオークションで手に入れたエアガンの話です。
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 中国製の電動ガン「MP40」を購入しました。
 あれ?MP40って昔買ってませんでしたっけ?って人はIhagun暦が長くてうれしくなっちゃいますね。
 そう、2005年の月間みりさばに数回のっておりますが、私は日本のメーカーの電動ガンのMP40を持っているのである。
 あの時も書きましたがこの銃はびっくりするくらい故障が多い!しかも私のだけじゃなくてみんな故障続出!戦場ではギアを割るやつが続出してここんところドイツ軍ファンの深刻な悩みの種になっていたのだ。
 そこで最近注目を浴びているのがお隣中国で生産されている電動ガンのMP40なのである。
 うわさによれば、最近著作権に無頓着な中国の生産品。おもいっきり某社のメカボックスにそっくりらしい。
 どんなもんだろうとおもって探してみましたが、若干イリーガル気味なこの商品は通常のエアガン屋じゃ売っていないのでヤフオクを地味に探して手に入れてみました。
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 送られてきたエアガンの箱には「MP007 SUBMACHINE GUN」と書かれている。MP40じゃないのかっ!(笑)
 箱を開けるとボディにあまり見かけないスイッチがついてます。これはセミフル切り替えのスイッチ!なんと実物にはついていないセレクターが搭載されています(苦笑)。いらねーっ!
 しかし、見れば見るほどTOPのMP40そっくりです。写真は上が中国製で下が日本製のものです。おそらく本体もかなり日本の製品を参考にしていると思われますが、細部が若干ちゃちいつくりになっていたり、茶色のボディ部分がまだら気味になってるところが気になるくらいかなぁ....
 あと、私のはストックの留めピンが欠落していました。ここは泣きながら瞬間接着剤で固定。
 マガジンの給弾口はTOPとの互換性なし。機構はそっくりなんですけど穴位置が違います。
 メカボックスはうわさどおり某社のメカボックスそっくりです。ただし、MP40にあわせてモーター位置などが変更されています。
 ギアなども結構いい物が入っていますが、グリスの質が悪そうなのとこれでもかっ!ってくらいベタベタになっているのが気にかかります。ここは手持ちのグリスでグリスアップ。それと、スプリングがちょっと固めのものが入っていたのでカスタムショップで購入した不等ピッチの法定内スプリングに交換しました。

 と、まぁ調子のいいことばかり書きましたが、この中にはいろいろと問題点もあります。日本のメーカーのものではありませんから、修理などは自分で行うしかありませんし、メカボックスが某社そっくりとはいっても完全互換かどうかは微妙なところですから部品の供給も難しいところです。
 また、海外品ということで日本の法律に会わない固体も存在しますので、オークションでも、個人輸入でもその辺を十分確認することが必要です。測定器の微妙な誤差なんてこともありますから、微妙な初速だった場合は迷わずデチューンを行うことも必要。電動ガンを自分で分解できるようなユーザーじゃないとお勧めはできません。
 それでも基本的なメンテナンスも終了し、動作は快調なMP40が手に入ったのはこの上ない喜びです。ゲームに持っていく日がちょっと楽しみ~


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月刊みりさば2007年07月号
「リアルカウントでナム戦ゲームを!!」


 今月はナム戦イベントでリアルカウントマガジンゲームってのに参加してきましたっ!
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 ちょっと前の話になりますが、ビレッジワンという千葉のゲームフィールドでベトナム戦争のイベントに参加してきました。
 ライトな感覚のサバゲーイベントでしたが、フィールドがこちらでも何回か紹介したことのある塹壕フィールド「ビレッジワン」。
 今回はこのイベントにあわせてまたかなり深いトンネルが追加されていてすごい雰囲気よかったですよ!
 しかし、トンネルゆえに見通しがきかずにこもっていると袋叩きになっちゃうのが難点.....
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 ゲームとして面白かったのは今回はほぼ全員がこの間紹介した「リアルカウントマガジン」を使用していたこと。
 さらにベトナム戦争イベントってことで銃の種類にも縛りがあるから、一部の軽機関銃を除くと共産軍がAKで30連マガジン、米軍はM-16で20連マガジン(ナム戦時は米軍のM16は20連マガジンを使用しているため)の限定ゲームともいえるかな?
 あ、先日紹介した時、M-16は30連マガジンだけ紹介しましたが、リアルカウントマガジンには20連マガジンもあって、そいつはちゃんと20発しか入らないんです。すげぇ!
 全員がリアルカウントを使用していると、近距離戦では「撃ちすぎると弾が切れる」というかけひきがある。
 通常のノーマルマガジンでもそれはもちろんあるのだが、実は60発くらい入るノーマルマガジンってバーストして撃てばそこそこ戦える。ところが、20連とか30連とかになるとちょっとでも乱戦になればマガジンチェンジが必ず発生する。
 この辺の読みがなかなか面白い。また、各チームにちょっとだけ混じっている軽機関銃がさらに面白い味付けになって緊張したゲームができるのだ。
 意外と面白かったリアルカウントマガジン戦。値段も安いのでチーム単位でまとめ買いしてリアルカウントゲームをしてみるのはいかが?


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月刊みりさば2007年08月号
「買いかえてみました!!」


 今年の夏も恒例になっているがベトナム戦争イベントに行ってきました。
 やっぱり夏はベトナムだねぇなどと我々はいっていますが皆さんはどうでしょうか?
 今回は買い物の話なのです。
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 今年はイベントの出店でくたびれてきた北ベトナム軍物をいくつか買いかえました。結構長いこと着ているからねぇ。
 まずはサンヘルメット。ただしくは防暑帽。実は紙を圧縮したものでできているので防弾性まったくない。せいぜいBB弾をはじき返すのが精一杯だ。
 実は紙だからやっぱり雨にもあまり強くなく、先日のイベントで急な雨が降ってきたときに傘がわりにしていたら内側にひびが入ってしまった。それ以外にも長年使っているのでいろいろとボロボロだったのである。

 お値段のほうも現在は落ちついてきてずいぶんと安くなったし、手軽に手に入るようになった。
 昔はあまり売ってなくて一度米軍の防暑帽で代用にならないかと考えたこともあったがこれがまたぜんぜん大きさが違って駄目だったこともあったなぁ。
 それ以外に、北ベトナム軍のキャンパス地のブーツも買い換えました。こいつはこれまたぜんぜん出回っていない時に買ったので今回は三分の一くらいの値段になってました。うーん、うれしいやら当時の値段を思い出したりして悲しいやらちょっと複雑な気分です。
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 軍用品(今回は払い下げ品ではなく輸入品だけど)ってのは値段は刻々と変わる。市場にたくさん出ているときは安く買えるし、人気がものすごく上がると値段も上昇する。
 ウッドランドも今は底値といえる値段だが、いつしかびっくりするくらいの値段になるかもしれない。
 あるいはブームの起きないままいつの日か「値段は高くないけどぜんぜん手に入らないアイテム」になってしまうかもしれない。こうなっちゃうと金銭で解決できないからかえって大変だ
 まぁ、適正な価格の時を見て購入するのが理想だが「買いたいときはほしい時」ともいえるし、旬を見余ってしまって「気がついたらどこにも売ってない」なんてこともよくある話だ。
 「あるときに買え!」はコレクターの合言葉。ちょっとくらい高くても購入してしまうか?それとも十分値段がこなれてきてから買うか?この辺は永遠のテーマなのかもしれませんね。


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月刊みりさば2007年09月号
「今、コッキングガンが熱い!」


 電動ガンじゃないエアガンでサバイバルゲームをしてきました。
 今月は意外に熱いコッキングガンの話です。
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 知り合いが企画したイベントで「コッキングガンオンリーサバゲー」ってのがあった。こりゃ面白そうだと思って参加してきました。
 コッキングガンとはガスやモーターの力に頼らずに自分の力でポンプを圧縮して撃つ銃のことである。わかりやすくいえばマルイの1980円、2980円シリーズのハンドガンやボルトアクションライフルなんかがこれに当たる。
 今回のルールはエアコッキングガンオンリー以外にもガスボルトアクションライフルなどの銃でも参加できるルール。要するに「ただ引き金を引くだけじゃ弾の出ない銃」オンリーのサバイバルゲームなのだ。
 今回はその電動ガンが禁止だったのとネタ大好きな参加者が集まったのでいろいろな珍しい銃が集まった。私も負けてなるものかと東京マルイの名作ポンプアクションUZIとSSスーパー9オリジナルカスタムで参戦した。
 スーパー9は過去「懐かしい話」でも紹介したスーパー9である。この間のエアガンの法律に合わせて法定内にデチューンしたとはいえ、なんと20年も前の銃!
 こいつがまだちゃんと動いたことにはびっくりした。20年前にカスタムした俺すげぇ!
 ただし命中精度はやはりちょっと難ありでしたが....
 でも、今回のようなゲームであればまだなんとか戦えたので結局ほとんどこいつで昔のことを思い出しながら遊びました。
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 で、コッキングオンリーゲームのほうもかなり熱く遊ぶことができた。連射ができないから慎重に攻めこなければならない。意外なところから弾が飛んできてあたる。コッキングは音が小さいから意外と気がつかなかったりと電動ガンにはない面白さがたくさんあったのだ。

 こいつはちょっとお勧めである。コッキングガンみんな揃えるのはたいへんだよーって人は東京マルイの2980円シリーズとかを全員で買ってみるのもお勧めだ。
 安物ハンドガンと侮るなかれ!固定ホップの意外な直進性能と命中精度は十分ゲームが楽しめる性能だしラインナップも結構あるから選ぶ楽しみもある。
 いつものゲームにちょっと飽きたらこんな銃で遊んでみるのも面白いぞ!


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月刊みりさば2007年10月号
「ロシアスゲェ!いろんな意味で!!」


 友人が近代ロシアもののイベントを企画したので遊びに行ってきました。
 今月はロシアの軍服の話をちょっとしましょう!
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 今回企画されたのはチェチェン紛争のころのロシアのイベントでした。近代ロシアものオンリーイベントって人集まるんかいなとか思ったら50人くらい参加者がいてびっくりしました。
 少数派の濃い口軍服ファンって意外なところにいるもんだから油断できないなぁと思い知らされたわけなんですが、この参加人数の多さに一番びっくりしていたのは企画した本人っぽいのが面白かったです。

 私はロシアがまだソビエトだったころ軍服しかなかったので友達に服だけ借りました。
 装備は旧式の装備をつけて装備事情のあまりよろしくない兵士のできあがりだっ!。

 なかなか面白いなぁと思ったのが胸の部分で米軍ならネームテープがつく部分に血液型のプレートがついている。名前より緊急時の血液型優先ってところがロシア式の合理性なんだろう。
 ヘルメットは80年代から使用されているものを使用したが、このヘルメット、米軍と違ってライナーがない。代わりに内側にしょぼい皮が4枚取り付けてあってそれをうまく中空になるように紐で縛ってかぶる。
 ライナーやらあご紐やらがしっかりしている米軍慣れしているとあまりのシンプルな機構にびっくりする。でも意外とフィット感は悪くない。帽子などもなかにかぶったままかぶれるという利点もあるのだ。
 しかし、このヘルメットが実にさびやすい。塗料の下から錆が浮いちゃうのはちょっと困った。手に入れたときよりも錆が進行しているような気がするなぁ...
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 レンタルした迷彩服を返す前に洗濯機に入れたら洗濯機から緑色の液体がどばーっっと流れでてくる。げっ!染料がっ!うひーっ!
 聞いてみるとロシアの迷彩服ではよくあることらしい。とほほ。

 こうしてみると西側、特に米軍の迷彩服ってのは実によくできているなぁと改めて感じる。
 ウッドランドとかACUを洗濯したら緑だのグレーだのといった染料が流れ落ちるなんてことは考えられないでしょ?せいぜい洗いまくったら迷彩がちょっと色あせるくらいだ。
 このあたりのカルチャーショックを感じるのもこういった国の軍服を着るときの楽しみでもあるのだが、米軍なれしている人はちょっと覚悟が必要かもしれないです。
 デッドストックじゃないのにどばどばと染料が出たのはびっくりした。ロシアの兵士の洗濯機がどうなってんのかちょっと気になった今月でした。


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月刊みりさば2007年11月号
「レオパルドがついにでた!」


 MACのOSが新しくなった。確か予定は2007年春だったような気がしていたのだがアップルにとっての春はかなり遅い春なんだなぁ.....
 というわけで今回はコンピュータの話。
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 なんでみりさばでMACのOSなんだよっ!って思うかもしれないがOSXになってからのMACはみりさば的にかなり面白い。
 OSにはコードネームと呼ばれる愛称がある。かつては文字通り詳しいことを秘匿するためにつけた仮の名前であったが、近年は開発途中のOSの名称みたいな役割が多く、宣伝の意味がかなり大きいのでだいたいカッコいい名称がついている。

 ちなみにWindowsにももちろんコードネームが存在し、WindowsXPにはWhistler、VistaにはLonghornというコードネームがあった。
 そういえばWindowsはだいたい正式発表と同時にコードネームは消えるけど、MACの場合はリリース後も最近はコードネームで呼ばれているなぁ.....
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 細かい話はこの辺までにしてみりさば的な本題である。今回のOSX10.5のコードネームはLeopard(レパード)というのだ。今までのOSX10.4がTiger(タイガー)でその前の10.3はPanther(パンサー)なのだ!

 さぁ!勘のいいかたはぴんときたかもしれない。パンター、ティーガー、レオパルド....ここんところのMACOSはドイツ軍の戦車の名前と同じ流れで進んでいるのだ。
 ドイツ軍の戦車は1~4号までがそのままの名称だったが、5号戦車から動物名になり5号がパンター、6号がティーガーだった。
 そして戦後になり開発された戦車はレオパルド。すべて英語読みにすればパンサー、タイガー、レパードなのである。

 おおっ!これはもしかして本当に戦車から由来しているのではないかと思うかもしれないが、実際にはドイツ軍からとっているわけではないようだ。実はその前の10.2はJaguarなのでたまたま猛獣シリーズで名前がかぶっただけのようだ。

 こういった話は以前にもあって、AMDというCPUメーカーが新しくでるCPUのコードネームにムスタングだのスピットファイアなどといったコードネームをつけたことがあった。
 このときは工場のあるドレスデンがドイツの地方都市であったため、敵国だった戦闘機の名前が開発コードネームってどうなの?みたいな騒動になりまして、あわててAMDは「ちがうちがう!これは車の名前からからとったんですー」なんて釈明する事態になってしまった。
 おまけに今度は自動車メーカーから「商標侵害じゃないの?」みたいなことを突っ込まれて一部の開発コードネームをつけなおすという事態になってしまったのだ。
 あだ名も結構大変ですな。

 でも、このときの騒ぎが面白かったのでこのときに買い換えた私のPCはAMDのサンダーバードというCPUを使っていた。
 本当は開発予定だったムスタングにしたかったのだがこいつは結局開発中止になってしまったのだ。ムスタングという名前からしてかなりパワーがありそうなCPUだったんだけどなー。残念!



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月刊みりさば2007年12月号
「今年も冬キャンプでした!」


 冬の定番イベントとなっていますが、山梨県本栖のキャンプ場を借り切って第二次世界大戦のイベントが開かれました。
 今回はその話。

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 ここの第二次世界大戦系のイベントは近代のイベントと比べて大道具が多いのが特徴。毎年どんなものが来るのかは行ってみてのお楽しみなのだが、初めて見るような車両が来ることもあるので油断できない。
月刊みりさば2007年
 今年見たのはこれ。実ははじめてみる車両なのでどの年代のどの国の車両かも知らなかったですよ!
 調べてみると米軍車両のM561ガマ・ゴートというらしい。不整地用トラックで1968年正式採用。ありゃ、第二次世界大戦の車両じゃなかったのか!
 会場では平地のみの運用だったが水陸両用車両らしい。採用期間は短期間でけっこうなレア車両だったみたい。
 6輪トラックというよりは4輪の車両に幌つき(今回は幌なしですが)の貨物車両が連結されているイメージ。運転席側の幌もたたむことができるのでオープンにすることもできたようだ。
 この米軍車両らしからぬ面構えはちょっと面白く、搭乗したひとはかなりはしゃいでいました。
 その他、米軍のハーフトラックに英軍を満載して走ったり、車に無理やりダンボールをくっつけたハノマークが出てきたりと今年も面白く遊べたイベントとなりました。
 私個人としては今年は軍用品で調理をしてみよう!ってことで米軍のメスキットのフライパンでギョーザにチャレンジしたのですが、普通のフライパンより薄くて熱が伝わりやすいのを計算に入れていなかったため焦げ付かせてしまいました。
 うーむ、先日、チャーハンの素でチャーハン作るのは成功したんだけどなぁ....夜にこいつを使いこなすのはけっこう難しいぞっ!!



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Posted by さめ ひろし at 22:42│Comments(2)月刊みりさば
この記事へのコメント
はじめまして今晩は!
私は、チェチェン紛争時のロシア軍にあこがれてる中学生です!!
自分も、ロシア装備は、ヘルメットやら何やら集めてますが、お聞きしたいことがあります。ロシア軍の一般的な迷彩服「フローラ迷彩」の戦闘服が売ってあるとこ知りませんか?
Posted by ロシア装備大好き少年 at 2011年02月27日 00:16
コメント遅れちゃってごめんなさい。

ロシア装備は安定供給されてる店がむずかしいですよねー。

手前味噌ですが、自分はロシア系は個人商店の輸入業者にお願いしています。友人の店になりますが、

http://homepage2.nifty.com/raisuke/

こちらに相談するとロシア軽装備はいれてくれると思います。また、関東圏内の型であればサムズミリタリ屋さんのVショー、サープラスレオパルドさんのブラックホールなどに出店している店に聞いてもよいかと思います。
Posted by さめ ひろしさめ ひろし at 2011年04月20日 05:08
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