2015年10月21日

月間みりさば 2015年10月号 観艦式で遊んできました!

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 観艦式というイベントがありまして、最近は社会情勢や海ものブームも手伝って大盛況です。
 というわけで今月は観艦式の話です。


 観艦式は海上自衛隊のイベントでメインは海上で行われ、総合火力演習などと一緒で閲覧申し込みの抽選が当たれば、一般の人でも事前練習の日に護衛艦に乗って見学することが可能です。


 ただ、こういった申し込みをしなくても観艦式に付随するイベントが行われていますのでふらりと出かけても結構楽しめるイベントなのです。


 今回は横須賀の吉倉桟橋の一般公開を見学してきました。
 吉倉桟橋では停泊中のきりしま、むらさめ、あたごを見学できるほか、他国の船も見学することができ、オーストラリアのSTUART、フランスのVENDEMIAIRE、インドのSAHYADRI、韓国のDAEJOYOUNGが今回は公開されていました。

 これはオーストラリアの船で公開されていたヘリの展示です。

 今回はいけませんでしたけど、横浜、木更津でも公開や芸能人トークショー、バンドフェスティバルやパレードなんかも行われており、数日かけていろいろなところを回ってたのしめます。うーん、もう少し時間とっていろいろと見て回ればよかったなぁ。

 停泊中とはいえ、まず間近で見れることはない護衛艦の上に乗れるというのはなかなかない体験。
 特に海外の船が見れるのも魅力的ですね。



 ちなみにこれはインドの船で撮影したものですが、砲の覆いがこんなおしゃれなことになっています。
 以下にもインドらしいといいますか....

 護衛艦あたごではこんなものもありましたよ。

 オリジナルのあたごの擬人化キャラクターですね。
 海自の方が自分でかかれたのでしょうか?


 一部で有名な「艦これ」の先代あたごも飾ってありました(笑)。


 写真や動画で見るのもいいんですけど実物をまじかで見てうわーいっていうのはやっぱり楽しいですね。

 正直なところ今回は久々の観艦式の見学で、ふらりと遊びに行った見学だったのですが、それでも十分に楽しめました。
 うーん2週間くらい連続していろんなイベントやってたんだからもう少し時間作っていろんなところに行っておけばよかったかなぁなんて後悔したくらい。


 あ、あと、横須賀に行ったらこれを見なくちゃでついつい見てしまうのがこれ。
 戦艦三笠であります。吉倉桟橋から30分くらいのところにあって時間も取れなかったので外から眺めるだけでしたがついつい立ち寄ってしまいました。

 観艦式関連イベント、一日では回り切れないイベントでした。
 皆さんも地元で基地イベントがあったときはぜひ遊びに行ってみてください。


  

Posted by さめ ひろし at 05:58Comments(0)月刊みりさば

2015年09月23日

月間みりさば 2015年09月号 笑えないぞ!加水分解!

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 唐突だがコレクションしていた現用のドイツのブーツが崩壊した。
 今回はコレクターの間では怖い怖い加水分解の話である。


 久しぶりにインドアサバゲーに行こうとコンバットブーツを履いていったら駅に着く前にブーツの底がべりっとはがれて中底がぼろぼろと崩れていった。
 あああああ、加水分解だ!!
 慌ててぼろぼろと崩れていくブーツで家に帰って履き替えて出発した。危うく遅刻するところでしたよ。


 この「加水分解」という現象は、水分とウレタンゴムが反応し、分解反応をする現象である。
 内部で徐々に加水分解が進むため、崩壊は一気に始まる。
 本当に豆腐のように靴底が崩壊していくのだ。


中のクッションが全部ぼろぼろになってしまうのだ


 加水分解というのはウレタンと水が反応することで起きる現象なので完全な回避方法はないといっていい。
 コンバットブーツなどの場合はむしろ水と積極的に触れ合うことも多いわけで、それを避けているようでは何のためのブーツなんだかわからない。
 うちに帰ってからふき取ったとしても中にしみ込んだ水分は確実に加水分解を進めているのだ。
 しかも、高温多湿の日本では一度もはかないうちに加水分解が進んでしまって、今日初めておろした靴が加水分解で崩壊するなんてこともあるのです。
 おおこわこわ。



 この問題、実はスニーカーマニアの間ではかなり有名な現象で最近のスニーカーはウレタンゴムを多用しているものが多いので、コレクションを触るすら怖いという状況になっている人もいるようだ。

 加水分解自体は珍しい現象ではない上に製造後3年から5年程度で起きるといわれているので、靴箱の奥底に眠っていた靴を久々に履こうなんて時も十分に注意したいところだ。
 そういえば、久しぶりに出した靴が出先で加水分解を起こして靴底が取れちゃった靴で帰ったことがあったなぁ。

 用途や軍装によって何足ものブーツを持っているコレクターには頭の痛い話、、、と言いたいところだが、実は軍用ブーツでウレタンソールというのは比較的少数派だったりする。


同じドイツ軍でもこれは20年以上前の西ドイツ軍のもの。
ウレタン底ではないので壊れない。


 ウレタンゴムが一般的になる前の2000年以前のブーツにはこの現象は起きないため、自分のコレクションでいえば、このブーツのみ、ほかのブーツは全く壊れたことがないのだ。
 ちなみに、米軍のブーツはウレタンゴムではないようなのでいは軍のブーツは安心してお買い求めください。

 どちらかというと米軍の場合はポリウレタンコーティングで防水をしているポンチョが濡れてしばらくすると放つ「ポンチョ臭」のほうが問題なのである(実はこれも加水分解が起こしている現象なんですね)。

 というわけでウレタンには気を付けようって話でした。  

Posted by さめ ひろし at 22:20Comments(0)月刊みりさば

2015年08月23日

月間みりさば 2015年08月号 コミケに行ってきました

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 今回は恒例のコミックマーケットのレポートです。
 久々のプレゼント企画ですよ!


 月間みりさばでも恒例になっていますが、今回もコミックマーケットに行ってまいりました。
 夏冬2回行われるコミックマーケットはニュースなんかでもかならず取り上げられていまして、説明不要かもしれません。
 ただニュースで取り上げられるのは屋外でコスプレする女の子と並ぶ人ばっかりなので私がニュースに登場することはないと思うんですけど。

 コミケというのは非常に参加者が多いので、取材する側もとりあえず目につくコスプレ中心で画を作ってしまうのでどーしてもコスプレして行列に並ぶイベントという感じになってしまいます。
 まぁ、間違っちゃいないいんですが、
 それでも前回の冬はNHKで非常に好意的な取材もあったりと、いろんなコミケがメディアなんかに出るようになってきました。


 私が活動しているのはその中でもメカミリっていうメカとミリタリーの同人誌を頒布するジャンルです。
 周囲にはミリタリー好きな同人誌作家がおりまして、左隣は創作系小説作家、右隣はスロバキア軍装を研究しているサークルというなかなか濃い場所におりました。

 そういえば、なんだかんだでいは軍ではみりさばの同人誌になにやってんだなんて紹介はしていませんでしたね。


 実はうちはミリタリー系ではちょっとめずらしい、当時の食事や食器なんかを紹介する本を作っています。


 せっかくなので今回は久々のプレゼント企画です。

 当サークルの同人誌になりますが最新刊を抽選で10名の方にプレゼントします。

※商品代金¥5,000円以上を購入の方が対象です
※全年齢対象なのでご安心ください(笑)

同人誌抽選希望の方は「同人誌希望」とご注文の際にお書きください。

対象は8/24日以降の発注分になります。

ご興味のある方はふるってご応募ください。

それでは!  

Posted by さめ ひろし at 09:48Comments(0)月刊みりさば

2015年07月28日

月間みりさば 2015年07月号 WF行ってきました

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 ちょっとでおくれました7月の月間みりさば。
 今回はワンダーフェスティバルのレポートです。


 夏のオタクイベントといえば最近はニュースでも必ず取り上げるくらい有名になってしまった「コミックマーケット」。そしてもう一つの夏のイベントといえばワンダーフェスティバル(以下WF)なのであります!
 WFを一言で言えば「造形の祭典」、コミックマーケットが漫画のお祭りならワンダーフェスティバルは造形する人のお祭りなのです。

 基本はガレージキットという自主制作模型のイベントなのですが、模型メーカーのもブースを出していたり、模型以外の物もあります。
 これはメーカー展示品の実物大サイバーフォーミュラ。


 ガレージキットって言ってもプラモ作らないからなぁ……って思う人もいるかもしれませんが、ガレージキットの販売だけではなく、メーカーがいろいろなものを展示していたり、フィギュアなどの完成品から、ディスプレイ用具や小物などもあって模型を作らない人でも楽しめるイベントなのであります。
 かく言う私も実は模型はさっぱりなもんでWFはコスプレしていろんな造形物を眺めるのが楽しみ方だったりします。


 みりさば的に今回興味深かったのは「江戸まとい+11分隊」さんというプロの仕出し弁当屋とミリタリーマニアの合体企画で日本海軍の再現食事の出店でした。

 江戸まとい+11分隊さんは前回のWFでも海軍のおにぎりを再現した五航戦にぎりを販売して話題になりましたが、今回のは当時の海軍のアルミのお弁当を模したものがついているのがなかなかおもしろい。


 お弁当は2種類ありまして、当時を再現した海苔巻き弁当と空母加賀をイメージしたやきとり弁当※。
ブームの艦これにも引っ掛けてゲーム的にも史実的にも楽しめる逸品でした。
※改装前の煙突配置に不具合で居住区の室内温度が非常に高くなり、「焼き鳥になる」と揶揄されたことに引っ掛けたやきとり弁当。


 個人的にも最近食にかたよっていますので、向こうのスタッフさんと写真を撮ったり(まぁ知り合いですけどね)と色々と遊んできました。


 で、翌日からお弁当にももちろん使えるというなかなか使えるお弁当箱。


おまけ、WFにでていたビニール製のドイツの戦車砲弾と日本の戦艦用の九一式徹甲弾。


空気を抜けば簡単に持ち運びできるとはいえでかいですねぇ。



  

Posted by さめ ひろし at 06:43Comments(0)月刊みりさば

2015年06月22日

月間みりさば 2015年06月号 おまつり行ってきました

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 私の住んでるところは結構有名な神社があって毎年お祭りがあります。
 お祭というと夏の終わりから秋にかけてってイメージが強いかもしれませんがこちらの方では6月がお祭りの季節なわけです。
 そんなわけで今月はお祭りの話。


 こちらの神社では以前に比べると少し少なくなったものの、依然として出店が多い。
 で店というのは毎年いっていると時々で店の内容が変わってくるのがなかなか面白いので、是非以前の様子も思い出しながらで店巡りをしてほしい。

 最近のトレンドといえば

 人形焼カステラの変形版「ピカチュウカステラ」がに続いて「妖怪ウォッチカステラ」が出てきた。
 妖怪ウォッチの人気がこのまま続けば世代交代も起きてくるのかもしれませんが....どっちみち版権とってないんだろうなぁ(笑)。


 みりさば的にポイントはやっぱりエアガンのくじの出店。

 10年位前だと外れが水鉄砲であたりがエアガンだったりしたのですが、ちょっと前に中華製の安価なエアガンが出てきたことで一応ハズレくじも含めて全部エアガンになりました。


 お店によっては当たりクジの中に東京マルイ製品がありまして、大当たり扱いになってるところもありますが、単に中華エアガンの大きさだけで決めてるところもあります。こういうところの中華エアガンの性能はまぁ....あまり考えちゃダメなんですけどね。

 さて、今年も早速やってみたのですが.....お店のお兄さんの「おお!これ当たりましたっ!」という景気のいい声に誘われて手にとって見たものの、

なんかこれどっかで見た記憶があります。

http://getumiri.militaryblog.jp/e339002.html
「月刊みりさば 2012年6月号 お祭りといえば最近はエアガン」
でうちの息子がゲットしてきたエアガンと全く同じやつです(とほほ)。


まぁ、二度目のご紹介ですけど、このエアガン、リボルバーのくせにここを持ってコッキングするというかなり異色のエアガンです。


オプションパーツもつけるとこんなかんじにドレスアップできますが、スコープは形だけで向こうが見えないので役に立ちませんし、サイレンサーっぽく見える奴も消音効果は全くありません。


そしてスコープの下がなんかピカピカ光ってまぶしいです。レーザーサイトっぽくしようとしてる努力だけは買いましょう。

飛距離は10m前後でしょうか?たぶんマルイのニュー銀ダンの方が飛びます。
なかなか日本では考えつかない中華クオリティのエアガンが楽しめ(?)るお祭りの出店。
細かいこと言わないで楽しむのが出店の醍醐味ですよねぇw。


おまけ、まぁ最近の基本注意事項ですよね。





  

Posted by さめ ひろし at 05:57Comments(0)

2015年05月21日

月間みりさば 2015年05月号 ベトナム戦争してきました

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 関東の方は5月になったらいきなり暖かくなってきました。皆さんがお住まいのところはどうでしょう?
 5月は時代祭に出たりミリタリーのイベントにいったり同人誌即売会に参加したりとなかなか趣味にまみれた月でした。
 そんな中で今月はベトナム戦争のイベントに参加してきた話を書きましょう。


 今回参加したのは「ベトベトしま戦か?(通称ベトベト)」とうナム戦イベントで今回で10年もやっているイベントですが、実は今回最終回。

 毎回は参加していませんでしたが飛び飛びで参加していました。

 初期の頃は河原で開催していたので台風の増水でフィールドが浸水して偉いことになったことがあったりしたのもいい思い出です。
 10年というとエライ昔みたいに感じるが...いは軍だってもう15年。
 気がつけば10年なんてあっという間だ。年をとると本当に時の流れが早いなぁ、おおこわ。


 イベントは夕方くらいから参加者がボチボチ集まって前日は参加者でワイワイ騒ぎながら一晩を過ごす。

 自分たちも食事の用意をして飲んだり食べたり。ニョクマムとか持ってってちょっとベトナム風の夕食にしてみたりと楽しい夜を過ごします。
 この会場の適度な大きさのキャンプスペースはいろんな人と話したりするのに非常に都合のいいスペースだ。
 古くからの知り合いとの参加で積もる話も色々と。やっぱり泊まりありのこういうミリタリーキャンプは夜が醍醐味です。


 翌日はゲーム。今回は北側の参加者が多かったため、北ベトナムと米軍+南ベトナムの参加者が拮抗しているというベトナム戦争イベントとしては非常にまれなミリタリーバランスの楽しいイベントでした。

 自分のような年代から見るとベトナム戦争で使用されていたM16A1は誰もが一回は買うようなもんだって思っていましたが、現代では同じM16系でもM4が主流。
 軍装品店に山のように積まれていた綿のサスペンダーもすっかりなくなりました。

 時代が進めば払い下げ品ですから装備品は世代交代していきます。
 3月も話しましたが今やウッドランドですらいよいよ店頭からなくなろうとしています。
 
 いは軍で普通に売られているような装備もいずれは世代交代して見なくなっていくんだよなぁと思ってしまった今月でした。
  

Posted by さめ ひろし at 01:35Comments(0)月刊みりさば

2015年04月26日

月間みりさば 2015年04月号 オリジナルマーカーで遊ぶ


今月は久々にサバゲーに行ってきました。
サバゲーでチームを組んで参加はとっても楽しいのだ。


 今回参加したのはお友達チームのチームルリルリさんが年に数回企画する「RURIRURI COMBAT GAME」というサバゲー。
 お友達チームの企画とはいえ50名くらいはかるがるオーバーするの結構な人数のサバゲーです。
 月間みりさばでも時々紹介していますのでまぁ、おなじみのサバゲーですね。

 屋外イベントにあまり参加してないというのもありますけど最近サバゲーっていうとこのチーム主催のゲームに一番でております。
 参加者がみんなネタ好きで、自分たちもネタ好きというのもあるんですが、お気軽に友人たちを誘って参加するのにちょうどいい感じのゲームです。

 現在はチームというのに所属してるわけではないのですが、知り合いに声をかけて、毎回臨時編成チームをつくってのゲーム参加をしています。

 臨時編成なんでチームプレイなんて上等なことはできませんけど、気の合う仲間とチームを組んで参加するってのはやっぱりひと味違いますねぇ。

 チーム参加するときの醍醐味でみんなで「おそろいのマーカー(パッチ)」をつけるというのがあります。


 今までにやったのではチーム参加された漫画家さんにお願いしてこんなパッチをつくってみたり



 アニメ作品のパッチをもじって作ってみたりとか、

 毎回ではないんですけど、時々チームマーカーをつくって配布してるんですね。

 今回はなにやらインターネットで急激なブームがおこっていた「ヘスティアの紐」というのを臨時で作成してチームマーカーとして採用しました。
※詳細を知らない方はぐぐってください。


 ノーマーカーゲームなんでマーカーしても問題にならないとはありがたや。
 特売していた紐を購入したのでチーム全員分揃えても315円でした。


 完全にネタなマーカーですが、360度全部どこから見てもマーカーが見えますので誤射が少なかったというのメリットまでありました。
 おや?意外と使えるじゃないですか。

 腕が上げられないので...という欠点はもう覚悟の上なのでどうでも良かったのですが思ったよりはゲームになりました。

 どうしても受けを狙ってしまうので、そういうマーカーばかりの紹介になってしまいましたが、チーム参加してる人は是非オリジナルマーカーを作ってみましょう。


 仲間意識が高まってとっても楽しいですよー。
  

Posted by さめ ひろし at 00:11Comments(0)月刊みりさば

2015年03月22日

月間みりさば 2015年03月号 ウッドランドの新しい遊び方を探る


 私のような年代になりますと、ウッドランドっていうのはもう基本中の基本みたいな感じで、米軍集めてなくても1着くらいはある軍服っていう感じなんですが、今の人はどうなんでしょうね?
 とまぁそういうことで今月はウッドランドの話です。


 WOODLAND(M81迷彩)は1981年から2000年まで使用された米軍のBDUでおそらく史上最多生産数の迷彩服だろう。
 余談ですが、このフォーマットになる前のいは軍のタイトルロゴのバックもウッドランドでしたなぁ。

 本来迷彩というのは「目立たないための服」なんですが、ウッドランドは野山が想定なので町中ではむしろ目立つ。
 柄の特徴もあるのでウッドランドってのは「記憶に残る迷彩服」といえる。

 余談ですが、現在主力のACUやマルチカム迷彩はウッドランドのような「まわりの景色に合わせた柄」ではなく「記憶に残りにくい」というコンセプトで作られているので地形を選ばずに迷彩効果が得られるのが特徴です。

 さて、そんなウッドランド迷彩はその生産数の多さから米軍だけではなく、ゲリラなどが使用している例もあり、ウサマ・ビン・ラディンがウッドランド柄のM-65ジャケットを着ていたことなどは記憶に新しい。


 今月はそんなウッドランド迷彩服で遊んでみようということで「ウッドランドをつかって米軍じゃない軍装」で遊んでみました。



 これはユーゴスラビア紛争のボスニアあたりの民兵を再現してみた例。
 ボスニアやクロアチアの国はこのウッドランドを採用していて、クロアチアではオリジナルのウッドランド迷彩なんてのもある。
 予算の関係から民兵なんてのはごちゃまぜ装備がいっぱいあったので、当時の写真などを参考に各国装備を組み合わてみた。
 サスペンダーとヘルメットのみユーゴスラビア装備だけどほかは東西各国装備の組み合わせである。
 銃はトンプソンM1A1。東ドイツのマグポーチに無理やりマガジンを収納しています。


 そしてコレは友人のクロアチア兵士の装備例。ウッドランドだけどジャックブーツを履いている例。
 これもちゃんと(?)米軍のウッドランドなんだが、こうやってクロアチア軍の装備を決めてしまうとなんだか別の国の軍服に見えちゃうもんです。


 ヘルメットをユーゴ軍のものにしてみるともっと印象が変わりますね。

 ウッドランドが正式採用の座から降りて15年が経過した。
 あれほど当たり前のようにあった迷彩服もいつかはなくなって「ウッドランドBDUのモデル品」が出てくるかもしれないよねぇ。

http://www.ihagun.net/product/1278
http://www.ihagun.net/product/1288
 ぼちぼち各軍装品店の在庫もわずかになってきています。
 サイズの合う人は見つけたら最後のチャンスかもしれませんよぉ。


  

Posted by さめ ひろし at 03:04Comments(0)月刊みりさば

2015年02月22日

月間みりさば 2015年02月号 そういえばスコップいっぱいあるなぁ


 まだまだ寒いですが、少しだけ外に出てもいいかなぁって感じになってきました。

 ちょっとだけ暖かくなってきたので今回はぼちぼちアウトドアにも使えるもののご紹介です。

 何かというとそれは、スコップです!

 近代装備では重要視されなくなってしまいましたがちょっとまえまではスコップっていうのは兵士の必須装備みたいなものでした。
 日常の陣地作成のみならず非常時に個人用の掩体壕を掘るなんてこともありますからねぇ。

 映画「プラトーン」でも新人兵士のチャーリー・シーンが陣地作成をやらされているシーンがありましたね。

 金属製でそこそこ重いスコップは白兵戦兵器としても有効だったようでグラインダーで刃を付けた兵士もいたとか......

 二次戦からちょいまでくらいのコレクションの多い私はこの手のスコップがそれなりにうちにあるんですね。

 今回は私のコレクションから各国のスコップを紹介しましょう。


 WW2当時のドイツ軍。
 ただし、実物ではなく戦後別の国で作られた同型の代用品。
 先は平たいので硬い土では苦労します。そのため、この後のモデルでは先が鋭角で先端が折りたためるように改良されました。


 ソ連軍。
 ドイツ軍と概ね一緒ですね。スコップケースが布製なのですが、実は革よりも使いやすいです。
 物持ちのいいソ連軍はこのスコップが90年代でも使われているのがニュース映像なんかでも見たことがあります。
 さっすがー。


 イギリス軍。
 こういう組み立て式のスコップが装備されます。
 この棒の部分がしっかりと止めないと抜けるので注意が必要なのがポイント


 組み立てるとこんな感じになります。ブレードが一番小さくて正直かなり使いづらい。
 自分は手に入れたスコップは一度はしっかりつかってみるのですが、この英軍のだけは使う気になれませんでした。


 アメリカ軍。
 自分の持っているのはナム戦で使用されていたM56。
http://www.ihagun.net/product/19
http://www.ihagun.net/product/172
 残念ながらいは軍では今SOLD OUTになってますが(自分が売り切れにしたんじゃないですよ(汗))。二次戦のM43スコップにピッケル機能が追加されています。


 ピッケルはこんな感じにもつかえますが


 こうやってクワとピッケル兼用にする方法もあります。
そこそこ重いのですが柄が長いので使い勝手はなかなかいい。


 これは西ドイツ(現用ドイツ)軍の新、旧です。三つ折でサイドにノコギリ状のギザギザがついてます。
http://www.ihagun.net/product/17
 面白いのは米軍のスコップとほぼ同じなんですね。
 カバーは統合ドイツになってから迷彩布製になりますが、それまでは米軍のものとカバーまで一緒でした(スライドキーパーまでいっしょ)。


 そしてこれが中国軍のものです。これまた米軍タイプ。
 陸上自衛隊でもこの「三つ折り、サイドにギザギザ」が採用されていますから携帯用スコップの完成形といってもいいでしょうね。


 ただし、中国軍のは布製のケースがすごく安っぽいかわりにピッケル機能が追加されています。

 いろいろとご紹介してきましたが、米軍の三つ折スコップ。車の中とかに常備しておいたりするとアウトドアだけでなく意外と便利いい一品であります。
 文字通り携帯してはいかがでしょうか?
  

Posted by さめ ひろし at 08:29Comments(0)

2015年01月21日

月間みりさば 2015年01月号 年末はコミケに行きました!


新年の挨拶としてはやや遅めですが、2015年一発目の月間みりさばは年末の出来事から!

もはや恒例となっていますが、年末はコミケに行ってまいりました。


今回は同人誌を出しているわけじゃないので一般参加でこんな格好をしてのんびりと過ごしました。

手に持ってるのは昨年いは軍で買った米軍用のレードルだったり、エプロンが市販品だったりするのですが、まぁ雰囲気重視で。

さてさて、最近は夏と冬の風物詩としてメディアでは必ず取り上げられていて、今回はNHKが企業ブース出したり、放送の方でも特集したりとか話題のコミックマーケット。

NHKの特集はなかなか好意的で面白かったですね。

このコミケってやつは本来は同人誌即売会だし、毎回アニメのコスプレなんかが話題になることが多いのですが、私はいろんな面白い人が集まるのがこのお祭りの最大の魅力だと思っています。

自分は主に軍服着てコスプレして遊んだり、遠方から遊びに来る友人の顔を見たりいろいろな人とあって色んな話を聞くのが大好きです。

コスプレするのもせっかくのお祭りで好きな服を着て遊びたいっていうのもありますが、ある意味これは名刺みたいなもので自分はこういうのが好きなんですよーっていう自己表現でもあります。

同じ趣味を持ってる人などと話すときも名刺交換してるようなもんですから、コスプレしてると結構話が弾みます。

趣味人のあつまるお祭りですからなかなかおもしろい話を聞けたりするもまた魅力。


この写真は喫煙コーナーでたばこを吸ってる時の写真ですが、吸ってる煙草は喫煙コーナーで話が盛り上がった方から頂いたオリジナルブレンドで作った手巻き煙草です。手巻き煙草っていっても、すごく綺麗に出来ています。
紙も英字新聞できっちり巻かれていてすごくおしゃれ。そして、ミントを配合したというオリジナルのブレンドでなかなか旨い!っていうかすげぇえええ!

喫煙所で雑談してるとこういうのがさらっと出てくるような出会いがあるところがコミックマーケットの面白さなんですね。

毎回なんだかんだでいろんな出会いがあってそれがまた面白いから今回もいってしまう。
自分にとってのコミケの面白さはこんなところにあるんですね。

それでは今年もよろしくお願いします!


  

Posted by さめ ひろし at 02:06Comments(0)月刊みりさば

2014年12月20日

月間みりさば 2014年12月号 ダンプポーチかいました。


 いまさらと思う方も多いと思いますが米軍のコヨーテ色のダンプポーチかいました。
 でも、用途としてはサバゲーじゃなくて日常用として使おうと思っております。
 そういうわけで今年最後の更新はダンプポーチを使ってみたレポートです。


 改めて説明になりますが、ダンプポーチとは撃ち切ったあとの空マガジンなどを入れる雑用バッグみたいなもの。

 昔は戦闘で使ったマガジンなんてのはその場に捨てちゃっていましたが、最近は実際の軍隊でも撃ち切ったマガジンを回収するようになってきてます。
 まぁ、サバゲーみたいにマガジンを再利用するのではなく、室内戦でマガジンばら撒いてあとの人が踏んで転けないようにとかそういう理由なんですけどね。
 でも、使い終わったマガジン入れってことで、マガジンを再利用するサバゲーではこのダンプポーチは便利アイテムとして大人気です。

 なんて偉そうに説明しておりますが、自分は「ダンプポーチ使ってない派」っていうか、今まで持ってない派だったりします(おいおい)。


 でもね、日常では腰に四角いバッグがつけてるんですよ!
 これはミリタリー用品でも何でもないやつなんだけど、仕事でメモとったり筆記具出す機会が多いもので、とっさにメモ帳出したりペン出したりするバッグがあると便利。
 使い方としてはダンプポーチ的な感じなので一度現物を手に入れてつかってみようってことで購入してみたわけです。

 自分のベルトは右にダンプ気味なバッグ、左に携帯とタバコ入れがついていて、ミリタリー装備の癖が出てしまっているんですねぇ(苦笑)。



 さて、前置きが長くなりましたが今回はようやく米軍のCSMダンプポーチを手に入れてみました。
http://www.ihagun.net/product/2147?(いは軍の商品ページはこちら)


 生地の丈夫さは申し分なし。しっかりした芯が口に入っているので大型だけど型崩れするようなことがないのもよし。
 実は、モデル品の中には芯が柔らかいのがあり、だれーんってなって見栄えが悪いのでここが硬いのって重要なんですね(これはPMC装備に詳しい友人からの受け売りなんだが)。


 ベルト通しがベロクロ&ボタンで外せるようになっています。ベルトにつけてる状態からも装備できるから便利ですね。
 ボタンとベロクロの二重式なので、何かの拍子に外れたりしない。
 これが意外と需要で、以前に使っていた煙草入れがボタンのみで、ちょっとしたはずみで外れてしまうことが結構あったので二重式ってのは結構重要なのだ。


 中身は二重になっていて中袋がしぼれるようになってるのでフタが必要ありませんし、絞り紐はラバーコードなのでヒモが絞ってる状態でも手を突っ込めば中の物がとれるようになっています。


 携帯するにはこうやってまいてたたんでしまう事ができます。


 普段用として考えると7インチタブレットに充電器が軽々入ってまだ楽勝。

 唯一の難点がもともとマガジンをざっくり入れるものなのでちょっと大きいということかな?
 いろいろとはいるのでついたくさん入れると、普通のベルトでは無理がかかったりする。

 いろいろと入れるには太めの硬いベルトを付けたいところですが、そうなるともう一般ユースじゃないよねー(笑)。

 今更感が強いかもしれませんがダンプポーチ。こういうふうに普段用としてもいかがでしょうか?

  

Posted by さめ ひろし at 23:13Comments(0)月刊みりさば

2014年11月21日

月間みりさば 2014年11月号 御殿場COMBAT!にいってきました。


 今月は御殿場SVGNET主催の第2次世界大戦サバイバルゲームお祭りイベント! 「COMBAT!8」. に参加してきました。
 実はこのイベント、私は参加するのはじめてなんです。
 はじめて参加するイベントってどきどきしますねー!




 このコンバット!というイベントは最近いろいろと開催されているタイプのイベントで、しいていうなら「ミリタリーサバゲー」といったらいいのかな?
 いつも紹介するミリタリーキャンプイベントは「ヒストリカルゲーム」とか「コンバットリエナクメント」というタイプのイベントで「1944年のノルマンディ」というように時代と場所を指定してそれにあった服装と装備で参加するイベントです。
 今回のはもう少しくくりが広くて「第二次世界大戦であればそれでよし!」というタイプのイベントで戦場までは指定されていない。
 ヒストリカルゲームは戦場を指定してしまうため、同じ第二次世界大戦ファンでも戦場の違うドイツ軍と日本軍は一緒のゲームに出られないといった問題があるのだが、こういうタイプのゲームは第二次世界大戦ファンであれば戦場を問わないというのは利点。
 逆に「せっかくヨーロッパ戦線の雰囲気を楽しみたいのに太平洋戦線の人がいると微妙だなー」みたいな人もいるのでどちらがいいというものではないのですが、細かいカテゴリーを気にしないでいいというのはいいですね。

 という、ヒストリカルゲームより敷居が低いイベントといえるけど、参加メンバーや主催が非常にがんばっているのでかなりの濃い口イベントになっています。


 初日は各ジャンルごとに行進や銃の取り扱い、全身の合図などの教練会が自由参加であります。
 当時実際に行われていた匍匐の方法などは非常に勉強になりますねー。


 そしてカマド自動車さんが軍用車両キューベルワーゲン(レプリカではなく実物)とシュタイヤー1500Aが参加。


 ドイツの軍用車両なんですが、さすがにプラモデルでしか見たことがありません。
 これはすごい!!!!!!


 定員ではこんな感じになります。


 銃はこんな感じで固定します。
 かなりがっちり固定されるため、安全性は抜群ですが、そう簡単にははずせません。
 移動中に攻撃されたらとっさに銃がはずせなくてやられ放題ですね(笑)。
 

 こちらは自作の対戦車砲。
 塩ビなどの素材でできていますがなかなかよくできていて、グレネードの弾を発射することができます。
 本物も非常に貴重な資料ですが、こういうものを実物大で遊べるのもいいですね。


 夜は夜でミリタリーキャンプ。
 こういうときに使う軍用のメスキットも楽しいものです。
 お皿は定番ですが米軍のメスキット。フライパンからお皿まで使える万能選手。
 お酒はちょっと珍しいもので鷲のマークの入ってるドイツのワイン。
 第二次世界大戦当時はドイツのハーケンクロイツがはいっていたという修道院でつくられているワインで、当時の製法を再現し、ハーケンクロイツのない鷲をつけて販売されています。
 なかなか手に入らないのですが日本でも入手可能です。

 こんな感じで楽しく遊べたイベントでした。
 もちろんゲームもしてきましたが、最近はこういうキャンプがむしろ楽しめる感じですねー。

 それではまた!













  

Posted by さめ ひろし at 05:38Comments(0)月刊みりさば

2014年10月21日

月間みりさば 2014年10月号 また雨ですよとほほの巻


 台風上陸が多い年ですね。いは軍のある沖縄も台風情報が毎週のように出ていたり、関西のほうも電車が止まったりと大変です。
 で、今年は個人的にもイベントと大雨が重なることが多くて参加中止が多いです(とほほ)。
 今回もこのブログに乗せようとしていたイベントが開催中止になってしまいました。
 なので、今月は近況報告を交えながらのお届けです。


 実は、夏のベトナム戦争イベント、今月行う予定だったWWⅡイベントと2連続で雨で延期や中止になりました。
 ベトナムは延期で無事に開かれたんだけど、予定がうまく合わなくて不参加。
 うーん、最近なかなかお外に遊びに行けてないだけに、予定が雨でつぶれちゃうととっても残念だ。

 一昔前なら大雨といってもそんなにひどいことにならなかったような記憶もある。
 でもそれは単に気象情報が詳しくなかったというだけかもしれない。

 雨天キャンプは参加してるときは後悔しかないのだが、後日になるとちょっと珍しい体験をしたなぁとか軍用の雨具や防寒具を試せてよかったかな?なんて思ったりもする。

 ゲーム中に雨が降って駐車場の出口がぬかるんじゃって帰りに車がスタックしてみんなで押したのも時がたてばいい思い出。
 雨の日のゲームは後々語り草になったりするのである。

 でもねぇ、最近のゲリラ豪雨で土砂崩れだのなんてニュースや精度の高い「明日はもう絶対雨だから!」なんて予報が出てしまう昨今は中止や延期ということも考えながら実行するのがいいのかなぁとも思います。
 滑ってちょっと怪我したり、雨降ってエアガンさびちゃったこともあったからなぁw。


 さて、そんなこんなで今月は雨で予定が崩れたのでインドアではボルシチ作ったりしておりました。

 この間いは軍で買ったレードルは実は自宅でも活躍しておりまして、こんな大鍋料理のときに使用しています。
 大容量なんで大鍋料理にはなかなか便利ですね。

 で、台風でえらいことになった翌週の日曜日も台風のはずだったんですが、関東は終末は晴れていたので豊洲のBSのイベントにやってきた実写版の実物大「パトレイバー」を再び見てきました。


 以前に吉祥寺で公開したときはえらい大騒ぎで架空の警察組織のロボットに実際の警官が交通整理に出るというなかなかこれはこれで面白い状態でしたが、今回はブームも一段落。見学者も控えめでじっくり写真をとることができました。


 前回は街中に現れたということでまるで実際の事件に引っ張り出されたレイバーみたいでしたが、今回はお台場という海のそばなので、これはこれで作品中のレイバーが配備されている景色を連想することができて非常にいい妄想ができました。



 BSの収録のために来ていた作品中のシゲさんこと千葉さんを見ることもできて夕闇に溶け込んでいくレイバーを堪能できたので大満足でした。

 さて、今週こそ御殿場でミリタリーイベントです。

 今度こそ秋の屋外を堪能してきます!
 頼むよ本当に(笑)











  

Posted by さめ ひろし at 06:00Comments(0)月刊みりさば

2014年09月21日

月間みりさば 2014年09月号 レトロな駅に行ってきました


 さてさて、夏も終わりましたがなんだか今年の夏は天候と予定に恵まれなくて結局BB弾飛ばしてないんですよ!とほほ。
 でもまぁこういう夏もありますよねーってことで今月は近所で歴史的なミリ分を補給しましょう。


 自分の住んでるところは東京。歴史的視点で考えると結構いろんなものがあります。
 たとえば、歴史的な視点で考えれば観光地のお台場だって幕末の砲台跡ですからね。
 上野や九段下の2箇所で零式艦上戦闘機がみられる。結構いろんなものがあると思います。
 でも、今回はそういうのではなく、日常使われている昭和ってことで「JR国道駅」を紹介しましょう。

 この国道駅っていうのはJR鶴見線の無人駅で戦前からの駅のまま現在まで使われており、ガード下のレトロな雰囲気は写真好きの間では結構有名なスポットです。

 国道から見るとこんな感じで町に駅が埋もれてしまっているのですが、駅中に入るとレトロな景色を体験できます。

 でも、半世紀以上たってるこの駅の老朽化はいろいろと問題になっており、この写真のとおり駅のあちらこちらというかほぼ全面にわたって補強やカバーがしてあります。

 駅の裏口などはもうここが駅だとは絶対にわからない風景。

 ホームは設備は更新されているけど基本的な形はそのままなのでこのアーチ型の駅舎に半世紀以上前の雰囲気を重ねてみてもいいでしょう。

 今ではちゃんとしたステンレス車両が走っていますが私が高校生くらいのころまではリベットいっぱいの茶色いふるーい電車が走っていたんですね。


 駅の中は階段が妙に多く、独特な雰囲気があります。
 戦火をくぐりぬけてきた駅だけあって駅に戦時中に受けた機銃掃射の跡を見ることができたのですが、現在は建物が解体されて確認することができないようです。

 ガード下の店はほとんど封鎖されていて、もういつなくなってもおかしくないみたい。

 日常使ってるものは保存とかができないし、耐震関係などもあるから難しいですね。


 歴史的な場所ではないですが、近所にお立ち寄りの際はちょっと足を伸ばしてみてください。


  

Posted by さめ ひろし at 03:59Comments(0)月刊みりさば

2014年08月24日

月間みりさば 2014年08月号 夏コミにいってきました


今年も暑い夏ですが、夏の風物詩コミックマーケットに行ってきました。
一昔前は謎のイベントっぽいところがありましたけど最近では夏の風物詩。
夕方のニュースで好意的に取り上げるなんて時代も変わったなぁと思う今日この頃です。


さて、2013年12月号でも取り上げましたが、今年の夏は艦これが大ブームです!
ゲームはいまだにIDの空き待ち、アニメの公開決定、コンビニのくじでも夏は艦これと世間もブームですが、今回のコミケも一番の人気ジャンルは艦これ。
同人誌もコスプレも日本の軍艦を擬人化した娘さんでいっぱいです。

提督もいっぱいいるので、いままでは旧日本軍の二種なんてだいたい知り合いだったのですが、今年は違うので知り合い探すのが大変だw。

しかも、ミリタリーファンはあえてブームに乗らない人が多いから意外と提督のコスプレが少ない。
それにミリタリーファンだからといってみんな日本海軍の白い制服を持ってるわけじゃない。

マニアのこだわりがあるもんだから適当にそろえたくないし、あえてブームからはずす方針な人が多いから日本海軍でも二種じゃなくて防暑衣だったりと友人たちがミリオタらしいこだわりを発揮してるのがなかなか面白かったです。

そんな私の今年の夏のコスプレ衣装はドイツ海軍Uボート艦長。
ええ、そんな私も日本海軍持ってないミリオタの一人ですからw。
でもとりあえずノリだけでものっておこうかなぁって感じで....

日本海軍の提督じゃないと相手にしてもらえないかなぁとおもっていたけど意外とウケもよく、ドイツ海軍ってことをみんなわかってくれるのがなかなかうれしい。

ホワイトキャップの軍服はたぶん海軍。鉄十字がついてるからたぶんドイツ。
それくらいはまったく説明しなくてもわかってくれるのは艦これ効果。

イ8という艦これのコスプレの人と写真撮ったときは「イ8とドイツ海軍で写真とれるなんてっ!」ってむしろ喜んでもらえました。

これはイ8の実際の潜水艦が戦時中にドイツに渡っているからなんですね。
艦これというゲームでもちょっとドイツ語で挨拶したりしてくれます。

これが艦これのすっごいところでキャラクターには史実に絡んだ性格付けがされているため、艦これのプレイヤーは結構日本海軍に詳しい!
ましてやコスプレイヤーなんてのは自分が変身するキャラなんですごく詳しいわけなんですよ。

こういう基本知識が頭に入っていると会話も弾んで楽しいですねぇ。

艦これ効果で模型店でも艦船模型が再評価されていたり、艦船の関係本が売れて、艦船が祭られている史跡に聖地巡礼をする人がいたりと艦これブームはまだまだ続いています。

ミリタリーと萌えの融合。意外と面白いのでこれからもちょっと楽しみですね。


  

Posted by さめ ひろし at 01:34Comments(0)月刊みりさば

2014年07月22日

月刊みりさば 2014年07月号  実家の黒歴史を開けてみた!


 7月ももう20日過ぎましてもう8月は目の前です。
 時間が経つの早いなぁってのは年をとった証拠なんて言いますが(とほほ)。
 子供も夏休みに入ったので今月はちょっと実家に連れて行った時の話です。


 みなさんは今実家ぐらしでしょうか?それとも親元を離れておりますでしょうか?
 私は結婚していますので割合近場ですが実家とは別の場所で暮らしております。
 で、まぁ、実家から出てくる際にいろいろと実家においてきたものが当然あります。
 ちょっと今日はそんな実家に残ってる黒歴史をみてみましょう。

 今、趣味の関係でそのままおいて行ったものは実家の物置に詰め込まれています。
 久々に開けていろいろなものが出てくるとこれまた面白いのですが、実はすごいっていうようなものは残っていません。
 というのも「改正銃刀法関係でエアガン関係の法律が変わった」時にこれから違法になるエアガンが残っているとさすがにまずいのでパワーアップカスタムをしていたエアガンの処分をしたので、危険なものやレアなものが残っていないのはわかっております。


 だから、ここに残っているのはもはや黒歴史だけと言ってもいい状態です。


 一部、押入れにつめっぱなしにしてたのをうちの親がこれまたすごい前に「ちゃんと」まとめてくれたのでこんなことになっております(笑)。


 中を開けると今はなきJACの203グレネードランチャーが見えます。それ以外はエアガンではなく、一時期集めていたリアルタイプのウォーターガンなどのおもちゃばかりが入っていました。


 ちょっと面白かったのが「リペイントしたM29の銀玉鉄砲」
 これは当時TV東京で放映していたアメリカドラマの「俺がハマーだ!」の主人公が使っていたマギーという拳銃を洒落で作ったものです。
 うーん色んな意味で懐かしい。


 あとは小学生の時に紙飛行機で作った早期警戒機。
 図鑑丸写しで作ったんだけどなかなかいい感じに出来てて当時の自分をちょっと褒めてあげたい気分になりました。

 めぼしいものが出てこなくてちょっと残念というか。この箱処分しなきゃなぁっておもった実家探検でしたが、みなさんの実家の押入れにはどんな黒歴史が眠っているでしょうか?
 これから帰省する方は一度押し入れを開けてみてはいかがでしょうか?
  

Posted by さめ ひろし at 02:31Comments(0)月刊みりさば

2014年06月22日

月刊みりさば 2014年06月号  スーパー9を見つけてしまいました


 ちょっと前のイベントになりますが東京のVショーというミリタリーイベントとの併設イベントでエアガン関連のイベントが有ったので覗いてきました。
 そこで、なんだか懐かしいものを見つけてしまったのでちょいと紹介します。


 エアガンメーカーメインのイベントに参加するのは久々だったのでブラブラと見ていたのですが妙に心のツボを疲れてしまったのがクラウン!

 私のようなおっさん以外はなんやそれ?ッて感じのメーカーですが、今40後半以上のおっさんは結構知ってる人も多いメーカーだったりします。

 クラウンで有名なのはエアコキリボルバーシリーズ。
 ガスガンがまだなかった時代にグリップにピストンを入れてリボルバーでコッキングガンを成立させた野心作でした。
http://www.ne.jp/asahi/mili/surva/meijuu/kuraun.html
 ガスリボルバーの話はこのへんを見てください。

 そんなクラウンがまだあの頃のエアコキリボルバーを展示していたのにもびっくりしましたが、もうひとつびっくりしたのがこの銃です。


 UX-10なんて名前がついてますがこれタカトクトイス(マルコシ)SS-9000(UX-Super9)じゃないの?

 初期のコッキングサバイバルゲームを経験している人はいないくらい有名なあのエアコキライフルの名銃が何故かクラウンのブースに展示されています。

 知らない人のために説明しますと、この銃はもとはタカトクトイスのオリジナルデザインのボルトアクションライフル(コレに該当する実銃がないのです)。
 当時の定価が9000円だったことからSS-9000(後にSuper-9と改名)なんて安直な名前がついておりました。
 その後、タカトクトイスの倒産でメーカーが転々としながら、カート式とケースレスがコンバージョンできるというモデルになっていきます。
 構造が非常に単純でポンプ容量が半端じゃなく大きいことからカスタムベースとしては非常に使いやすく、全盛期にはほぼ全部のパーツのカスタムパーツがでていたというすごいエアガンです。
 その後、サバイバルゲームの主役がガスガンや電動ガンにうつったこと、マルゼンから本格的な精密射撃ライフルのAPSなどが出てきたことで世代交代をした感じがありましたが....なぜ今クラウンから出ているんだ?

 ブースにいた方に質問してみましたが「新作です、金型新しいです」とキッパリ。
 え?まじですか?この慣れ親しんだフォルムはどうみても同じものなんだけど....おまけにケースレスコンバージョンキットも独特なマガジンまでそのまんま!
 うーむ、悪いけどこの話は信用できんなぁwww。

 試射場があったのでちょっと試射してみる。
 うん、まごうことなきスーパー9の最終盤のProだわこれ。他の人の試射も見ていたら途中でケースレスユニットがずれててジャムってた。こういう微妙な欠陥を引っ張ってるところまでそのまんまだ。

 なんでもこのUX-10、当初10歳未満用の低パワーバージョンで発売されたけど結構売れ行きがいいので18歳版も出ているらしい。
確かにモデルにシニアもでるとジュニアモデルがあるな。

 カスタムパーツもスーパー9のものが使えるようです(まぁどんだけ現存してるんだとか、パワーアップパーツがほとんどなのでつかえないとかいう問題は別にして)。


 この新しいはずなんだけどなつかしいUX-10。価格も実売価格は当時の発売価格の9000円以下で購入できるようなのでなかなかお手軽だ。
部屋の中で遊ぶのであれば命中精度はそこまで必要ではなく、ガスもバッテリーもいらないし、カートリッジはむしろ面白いといえる。

 ノスタルジックな思いに浸りたい方はこの銃いかがでしょうか?
  

Posted by さめ ひろし at 07:24Comments(2)月刊みりさば

2014年05月21日

月刊みりさば 2014年05月号  再び大洗に行って来ました


 GWは皆さんいかがお過ごしでしょうか?
 今年はミリタリー色がちょっと薄めでしたが毎年恒例のものからそれ以外のものまで結構充実したGW?が過ごせたような気がします。


 今月取り上げたいのは大洗に再び行ってきました。
 あれからちょうど一年。昨年面白かった大洗は更に面白いことになっておりました。
 そんなわけで今月は一年ぶりに行ってきた大洗の話です。


 改めて復習ですが、大洗というのは昨年放送された「ガールズ&パンツァー」というアニメの第4話の舞台になった場所です。
 アニメの再現性が非常に良くて大洗を歩いているだけでガルパンの雰囲気を味わえるのと、まちおこしが本気すぎて話題になり、昨年はニュースになるくらい話題になりました。

 いわゆる「アニメ作品の聖地」ってやつなんですが、実は大洗は震災で津波の被害にあった街で津波の被害からは立ち直ったものの、風評被害などもあって観光が落ち込んでいたそうです。
 そういったこともあってコレはアニメを通じた復興支援でもあったわけですが、予想以上のガルパンブームで町のお祭りなどは過去最多の来場者数を記録したようです。
 私は昨年そんな感じの話題になってるところに行ってきたのですが、街はキャラクターのPOPがあちこちに飾られて街全体がガルパンまみれというなかなか他ではみられない場所でした。
 さらにこの大洗という観光地の面白さがあってもう一度いってみたいなぁなんてことは昨年のブログにも書きましたが、今年はどうなっているのでしょうか?と完全に観光モードで今年は特に何も考えずにぶらりと行ってきました。


 昨年は電車で行ったんですが、今年は車で。実はかなりの渋滞にはまってしまってついたのはお昼すぎになってしまったのですが、今年はあてのない街なか散策が目的なのでこの遅れはまぁ問題ないでしょう。
 痛車がいっぱい止まっている駐車場に車を止め、商店街まで歩きながらいろんなものを食べながらのんびりと歩いていると昨年同様の景色が私達を迎えてくれ....いや、これは商店街が昨年以上にすごいことになっております。

 これ、乾物屋の店先です。積んであるのは「戦車型の箱に入ったおつまみセット」。中にはいってるのは酒のつまみみたいなのばかりでアニメ関連商品にはおもえませんが....酒飲みな自分にとってはむしろありがたいですな。


 元々は限定のキャンペーン企画で掲示予定だった等身大POPは一年以上たった今でも健在。ここまで使うことを想定されていないようなPOPなので満身創痍みたいなものもあるのですが皆大事に使われてるなぁと感じます。


 各店舗ともコスプレしたり別の店舗にお出かけしたりと愛されているようで、表面についた細かい傷はむしろ愛されている証拠かな?


 このお店、アニメに出てくるライバル高校の後援会員みたいです。
 街を歩いているとガルパンの高校が実在してるんじゃないかって錯覚に陥ります。
 地元の商店街にとっては「地元の高校が戦車道大会で優勝した」くらいのノリでそれがこの聖地の一番の面白さだと感じます。


 さらにPOPは新しい戦車などの物が追加されてなくなるどころかむしろ強化されています。キャラクターPOPのある店舗は各キャラクターファンのお店にもなっていて、ファンの方から寄せられたイラストやオリジナルキャラクターグッズが店舗いっぱいに飾ってあります。


 今回ちょっと驚いたのは街なかに町の人達の作ったキャラクターPOPやオリジナルアイテムがたくさんあることです。


 コレは駅前の掲示板ですが、ガルパンのアニメからコピーしたものをはっているだけではなく、街の皆さんの描いたガルパンの絵がたくさんあることがわかると思います。
 決して上手いとはいえない絵もありますが、それはむしろ町の人達の作品愛を感じられて悪くはありません。飲食店などにあるメニューは作品ゆかりのものから街のオリジナル商品まで様々あって、うっかり「戦車でのしたようなのしいか」とか買っちゃいましたよ。

 夜までぶらぶらしたあとに最後にお好み焼き屋で遅い夕食をとってから帰宅。とっても満足できた一日でした。


 今回一番びっくりしたのは町の人と町に通うファンの人がみんなで大洗という町を盛り上げていることでした。
 お好み焼き屋の店先にはファンの人が描いた色紙が飾られ、町の人達が普通にお好み焼き食べながら「あ、この絵かわいいね」という不思議な状況。さらに町の人達の自作作品も色んなモノがあって結構楽しめるんですよ。

 一年たったらどうなっているんだろうと思いましたがむしろ新しい盛り上がり方をしている大洗。まさに聖地と呼ぶにふさわしい。劇場版の放映も夏に控えてまだまだこの街は盛り上がっていきそうです。

 ああ、そういえばまだ行ってないなぁってあなた!この街はまだまだ楽しめますよー。
  

Posted by さめ ひろし at 06:25Comments(0)月刊みりさば

2014年04月21日

月刊みりさば 2014年04月号  レイバー見てきました!


 今月はまたちょっとミリタリー的な話から横にずれますが、吉祥寺に今話題のあのロボットが来たので見に行ってきました。


 機動警察パトレイバー。1980年代末から1990年代にかけて漫画、アニメのメディアミックス作成された作品です。
 10年後くらいの近未来をイメージした「近未来にロボット作業機械が実用化され、特殊車両みたいなイメージで警察がロボットを導入していたら」という設定がなかなかおもしろい作品でした。

 この当時はバブル景気とコンピュータの発達も日進月歩で「もしかしたら近未来に建設用作業機械や軍事機械にロボットが出てくるかも知れない」なんてことを考えちゃうくらいの進歩で、お台場や千葉などの建設ラッシュの中にレイバーが動いている様子を妄想したのは私だけでしょうか?(笑)。

 そんな妄想から20年以上たった2014年。実写版映画としてリニューアルされた「機動警察パトレイバー」の公開記念として劇場映画用に作成されたパトレイバーが吉祥寺で公開されたのでちょっと見物に行ってきました。

 この日は地元商店街のお祭りが行われており、その一環として展示されたようなのですが、当然の事ながら話題になっていてロータリー前は結構な人だかりでした。
 ただまぁ、一部のネットニュースでいわれているような駅前大混乱!というほどではなく、パニックになる前に警察と実行の方でうまく事態を収集させたような印象だったかなぁ。


 実は前日にこの話を聞いて吉祥寺にいったのでどの辺にあるのかなんかは調べていなかったのですがなんとなくお祭りの人が集まってるところに行ったらこいつがありました。


 白いつなぎを着ているのは運営スタッフさん。劇中に出てくる特車2課の整備員がこういう作業着を着ているのでなかなかいい配慮です。
 当たり前ですが警官は本物の警官。
 レイバーキャリア(トランスポーター)はもちろん劇場用の偽物ですが、「警視庁」とかいてあるキャリアを本物の警官が警備しているのはなかなかリアルでいいですな。

 ガンダムと違って警察車両のパトレイバーはやはりこういう街なかがよく似合う。
 カラーコーンも信号も、路線バスも警官もパトレイバーにとっては演出の小道具だ。

 キャリアーに積まれているのがまたリアル。今回の目玉はこのキャリアーの状態からデッキアップ(起き上がり)でしたがもうこの状態がいい感じにかっこいい!



 そしてデッキアップした状態がこれ。いやぁ、この状態もかっこいいですねぇ!

 8mの実物大レイバーはガンダムの大体半分ですがそれでもこういう見方をすると実に大きく感じます。


 信号やビルの大きさの対比が実にいい感じでこのレイバーが動いた様子やマンガやアニメのことを思い出しますねー。



 予想以上の集客のため、デッキアップは早々に終了し、カバーをかけて終わってしまいましたが、濃緑色のカバーがまたリアルで片付けられてもかっこいい!

 そんな感じで吉祥寺に突然現れたパトレイバー。
 劇場用映画もこれから数作公開されていきますのでどのような作品になるか楽しみな今月でした。

 それでは!
  

Posted by さめ ひろし at 05:56Comments(0)月刊みりさば

2014年03月24日

月刊みりさば 2014年03月号  レードル買いました!

ここ数年料理に偏ってる私ですが、出動回数が少ないもののちゃんとミリタリーもしております。

で今回はミリタリー的料理ということでいは軍からレードル(おたま)を購入してみましたのでちょいとレポートをしようと思います。

http://www.ihagun.net/product/2962
今回購入したものはこれ。結構欲しかったんですよねー実は。

戦争映画なんかで「並んで食事を配給されているところでおたまでスープをくばる」ってシーンがあるじゃないですか。
ああいう長くて大きいレードルは一度つかってみたいなぁって思っていたのでちょっとワクワクです。


うちにある家庭用のお玉を集結させて軍用と比べてみました。おお!さすがにでかい!
ではさっそくなので今回はこのレードルをうちにある普通のお玉たちと比べてみましょう。


まずは樹脂製の普通のお玉。
容量は50mlくらい。味噌汁椀をいっぱいにするのに3回ちょいくらいかな?
斜めになってるのもあってこの容量よりも少なくなることも多くてちょっと少ない印象。


あとは一般的なサイズのお玉。
コレも実は50ml程度なんですが、樹脂製のものよりも広いのでこちらのほうが実際にすくえる量が多い。
一般的にはこの2つくらいが家庭によくあるサイズかなー。


で、軍用に行く前にちょいと大きめサイズのこいつ。
おっきいなぁと思っていたけど軍用レードルと比べると大したことないなぁ(笑)。
倍の100ml入りますので一回とちょっとでお味噌汁がすくえるサイズなんですが......


ここで軍用レードル。
なんと普通サイズの4倍の200mlくらいがすくえます。
写真ではほぼいっぱいまで入っているので味噌汁椀に入っていないみたいに見えますが、実はほぼいっぱいになっております。
味噌汁ではちょいと手加減しないといけないけどシチューやカレーはコレ一回で一人前くらいいけます。


比べるとこんなに違います。
家庭用にはちょっと大きいかという感じもしますが、使い勝手は大は小を兼ねる的に意外と悪くありません。


引っ掛ける穴以外にも先が曲がっているのでこういうところにもかけられるのが意外と便利。


もちろんアウトドアではこんな感じで大活躍。
先が曲がっている長い柄はうっかり鍋のなかに落としちゃったりしないし、一回で飯盒一杯分みたいな容量はスープを配るのに重宝しています。

私はさすがに持っていませんけど寸胴なんかを使う人には必須アイテムですね。


お家でつくった豚汁からアウトドアのスープまで結構活躍してる軍用レードル。

台所で使えるミリタリー用品としていかがでしょうか?
  

Posted by さめ ひろし at 01:25Comments(0)月刊みりさば