2014年02月22日

月刊みりさば 2014年02月号  大雪が降りました!

2014年2月9日。
東京では本格的に雪がふりました。
本格的に不持ったのは今年初なんじゃなかったかな?

 まさかこの雪が翌週もさらにふって記録的な積雪を記録して陸自が除雪するくらいのえらい記録になるとは思わなかったのでありました。

 なんとか一段落したものの、まだ交通が回復していないところなどもありますので、一日も早い完全復旧を祈っております。

 さて、そんなことを考えもしていなかったこの日のこと。
 窓を開けたら「ここどこだ?」ってくらいの大雪だったにも関わらず、この日は予定が2件ほど入っていたのである。

 夕方から久々に上京する友人を囲んでの飲み会。その後は知り合いが主催しているコスプレイベントに誘われていたのだ。

 正直都会の雪だから夜も早いうちに戻ってくれば大丈夫でしょうとか、コスプレイベントは地元の川崎だから電車止まっても歩いて帰れるしーみたいなことを考えておりました。

 そんなこんなで夕方になりますが電車に乗って神田へ出発。

 まだ日も落ちてないはずなんですが、これ本当に東京なんですかってレベルで雪が舞ってます。電車が入ってくると雪が舞ってホームが白くなるんですよ!

 一抹の不安を感じつつ、神田に到着したものの、いつ電車が止まっても不思議じゃない天候にちょっとビクビクしながらの飲み会になります。
 この後のイベントのこともあって独軍コート+ジャックブーツで外出。

 これはお店の前の撮影なんですが、誰なんでしょ?こんな下品な雪だるまつくったのは(笑)。
 お店はさすがにこんな天候だったので貸切状態。お店側のサービスも良くてちょいと良かったかもしれません。

 で、持っている方は知っていると思いますがジャックブーツってのは長靴と違って革の縫い目から結構しみこんでくるため、長靴感覚で使うとえらいことになります。
 おまけに当時の物を模した奴はゴム底ではありません。
 自分の持ってる西ドイツのものも前はかろうじてゴムの板が張ってあるものの、かかとは馬蹄なのでしみこむやら滑るやらでかなり注意が必要です。
 今回はしみこみ防止に靴下+ビニール袋+靴下の2重履きで対応しておりますが、まぁ、雪の日は現代の軍用ブーツのほうが全然いいでしょうねぇ。

 天候もあって少し早めに切り上げて一路川崎へ。
 電車はかなり遅れ気味でしたが、それでもだいたい予定時刻に川崎に到着、早めに切り上げた分だけ早く着いて開場前に到着したくらいです。

 今回のイベントは川崎のクラブチッタというライブホール。
 いわゆるダンパ系コスプレイベントってやつですが、夜にはじまって明け方に終わるというなかなかおもしろいスケジュールになっています。
 また、なかなか面白いのは夜中になると川崎の街のどまんなかで撮影が行える点でイタリアの街をモチーフとしたこの街で撮影ができるのはなかなか面白いですね。
 せっかくの雪なのでたまたま来ていた友人の雪の川崎を堪能して明け方に歩いて帰宅しました。

○雪かきごっこ


○ちょっとイタリアの街にいる雰囲気で。


○市街戦ごっこ。川崎を知ってる人はわかると思いますがこれ、映画館のチケット売り場の横です。銃は借り物なので実は旧日本軍。


 雪という景観もよかったのですが、こんなイタリアっぽい街でまた撮影したいですね。
  

Posted by さめ ひろし at 11:01Comments(0)月刊みりさば

2014年01月20日

月刊みりさば 2014年01月号  写真とってて思うこと

さて、昨年は年末にどえらい風邪をひいてしまいました。

さすがにこれだけ強烈に風邪を引いてしまうとほとんど何も出来なくて年末年始は文字通り寝正月になってしまいました。

年末年始は色々とあるので体調管理はしてきたつもりだったのですが.....こういう不慮の事態は困ったものですねぇ。

で、年末年始は軍装とかコスプレ的なものが不本意になってしまったが今月は撮影の話です。

最近さすがに年を撮ってきたせいもあるのですが若干下膨れ気味になってきたような気がするのですよ。
ああ、悲しいかな年は撮りたくないものだなぁとおもいつつ、でも、撮影テクでも何とかならんかなぁと思う今日このごろです。

で、写真をまとめていてちょっと気がついたのだが自分はどうも「アオリ写真に向いていない」ようなのである。

一般的にはアオリ(撮影者が下から取るローアングル)の写真は「足が長く見えて小顔にみえる」とされているのだが、自分の場合何故か逆になってしまって胴長で下膨れになってしまう。

特にヘルメットをかぶっている場合顕著であちゃーって感じのものが多くなってしまっています。



自分の場合はヘルメットはまびさしでちょっと目が隠れそうなくらいが一番いい感じになってるんだけど、ローアングルからとるとそれがなくなるのでなかなかいい感じにならない。

もう少しポージングとか研究しないといけないのかなぁとか考えたりしておりますが、とりあえずはしばらく「ローアングルで撮影しないでむしろ上から」な勢いで撮影して逃げてみようと思う2014年。

このへんは古い第二次世界大戦型のヘルメットは共通なんでしょうか?皆さんはどう思います?

とまぁそんなことを考えちゃう今日このごろです。
  

Posted by さめ ひろし at 02:06Comments(0)月刊みりさば

2013年12月21日

月刊みりさば 2013年12月号  艦これいまさらはじめました。

 いよいよ2013年の更新もこれで最後になりましたが皆さん今年はどんな年だったでしょうか?
 近々の話ですが最近「艦これ」というゲームをようやく始めました。
「ええええええーっ!いまさら艦これの話なのーっ」ってツッコミ満載かもしれませんが、今年最後の更新はブラウザゲームの艦これの話です。

 艦これというのはDMMで配信されている「艦隊これくしょん」という「第二次世界大戦の艦船をモチーフをした擬人化ゲーム」です。

 第二次世界大戦もので擬人化というマニアックなゲームなんで知る人ぞ知るゲームになるとおもいきや、製作者側も予想しなかった100万人以上の登録者を抱えるヒットゲームになっています。



 このブームで艦これにハマった人が突然艦船の資料を買いだしたり、googleで日本の軍艦を検索するとやたら擬人化した女性が検索結果に出てくるとかガルパンの時もあったけど艦船のプラモデルが突然売れ始めたりとなかなか面白い状況になっており、あまりのブームにサーバーがいっぱいになっているため、現在は新規でゲームを始めるにはツイッターで新規ユーザー開放時間を調べて狙い撃ちにしないといけない状況です。すげぇな。

 萌え系以外の話題としても、零戦のパイロットを題材にした小説「永遠の0」が大ヒットを飛ばして映画化されたりとこちらもチェックしておきたいところです。

 更に今年は零戦の設計者の堀越二郎を題材にした宮﨑駿の「風立ちぬ」が話題になったり、サバイバルゲームを題材にしたC3というアニメが地上波で放映されたり、戦車アニメで話題になったガールズ&パンツァーの舞台となった大洗のお祭りに10万人規模で来場者があったりと意外とミリタリーのサブカルチャー的な楽しみ方が広がった年でしたねぇ。

 来年もサブカルでも、もちろんそれ以外の面でもミリタリーを楽しんでいきますので、2014もいは軍&みりさばをよろしくお願いします!
 それでは!まったらいねーん。  

Posted by さめ ひろし at 23:21Comments(1)月刊みりさば

2013年11月22日

月刊みりさば 2013年11月号  ガバ本体が出てきました


 先月行方不明になっていた「MGCの古い方のコルトガバメント(旧ガバ)」が発掘されたので発掘報告です。
 米軍のホルスターの中に入りっぱなしになっており、たぶん皮の形を調整したくてつっこんどいてそのまま忘れていたようでした。


 というわけで今月はMGCの旧ガバの話!
 先月も書きましたがこいつは中学校の時に私がなけなしの小遣いをはたいて横浜のMGCで買った「一番初めに買ったモデルガン」です。

 この後ディティールアップされた新しいガバメントがMGCより発売され、駆動方式もCPが主流になっていったので、デトネーター形式のこの銃はスグに旧式化したモデルガンでした。


 この頃のモデルガンというやつは必ず快調に作動するとは限らないという恐ろしいおもちゃでして、自分のガバも「毎回全弾が間うてる」ほど調子のいいモデルではありませんでしたが、ブローバックはしてくれたしカートリッジもいい感じで排莢してくれました。

 でも、自分のやつはトリガーまわりに癖があってグリップセーフティをすっかりと握りこまないとハンマーがキチンと落ちないので、「愛情を込めないと発火しない」といわれたものでした。

 そんなやや問題ありの初めてのモデルガンでしたがLSのプラモデルガンにはなかったしっかりとした作り、火薬で動作するという魅力。ガスブローバックがなかった時代なのでブローバックが味わえる感動!というようなモデルガンならではの魅力にかなり楽しませてもらいました。

 今のエアソフトガンと比べるとなんとなくカドが丸めな印象があり、そんなにディティールのいいものではありませんが独特な質感は思い出補正も含めて意外と捨てがたいものです。

 自分のコレクションの中でも出来のいいWAのガバメント、リニューアルあとのマルイのNewコッキングがバ、を並べてみました。


 素材の色が全く違うので比較対象としては難しいかもしれませんけど、こうやって銃を並べると楽しいものです。
 皆さんの押入れにもあっ!ッて言うような銃が眠っているかもしれませんよ。

 それではまた来月!  

Posted by さめ ひろし at 00:53Comments(0)月刊みりさば

2013年10月20日

月刊みりさば 2013年10月号  モデルガンがでてきました



 夏も終わって荷物を片付けていたら倉庫の端っこの方に懐かしい箱が出てきました。

 これがなんだか分かる人は結構なお年の人ですね(笑)。
 さて、そんなわけで今回は初めて買ったモデルガンの話をしましょう。
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 わかんなかった方に正解ですが、これは今はなきMGCのモデルガン「ガバメント(旧型モデル)」の箱です。

 この当時はちょうど銃の人気がモデルガンからエアガンへ移行していく次期でして、エアガンはまだまだ実銃と比べるとかなり出来の悪いおもちゃでした。
 このころの位置づけとしては「ディティールも良くて動作も実物に近い」モデルガン。「見た感じがおもちゃっぽくて、連射もしないしせいぜい擬似的なブローバックくらいしかしない」けど、サバゲーに使って面白いエアガンってところだったんですね。

 さらに、それ以外にも安くて小学生でも買えるLSの1/1のプラモデルガン(音もならないし弾も出ない)なんかがありまして、当時中学生になったばかりの私は、LSのバントラインや南部14年式、これまたプラモデルのクラウンの「弾の出る(ただし3mくらいしか飛ばない)」ワルサーP38などをなけなしのお小遣いでかってお茶を濁してきたわけです。


 でも、中学生になったことだし、そろそろお金をためて憧れのモデルガンを買っちゃおうと思いまして、友人なんかにも相談して決めたのがこのMGCのガバメントだったわけです。

 当時はまだベレッタ92Fがなかった時代。米軍の軍用拳銃で薬莢の飛ぶオートマチック。たぶん初めの一丁としてはいい選択肢だったのかもしれません。
 今までプラモデルの銃だった私もこれでいよいよモデルガン(つっても材質は金属じゃなくてABSですがw)に進化するぞーってことで手持ちのバイブル「世界の拳銃大百科」などでオートマチック拳銃の使い方を調べてそれだけでワクワクです。

 実はあまりにもワクワクしちゃったんでMGCに買いに行くまでの間「コルトガバメントの操作方法」みたいなページを毎日見て使い方の練習までしていたんですが、当日お店でテンパっちゃって商品確認(昔は買う前に商品をお客がチェックをしたのだ)をした時にスライドストップが外せなくて見かねた店員にサービスで「BLK入門」っていう小冊子をサービスでもらったのは内緒です。

 そんな感じで出てきた古いモデルガン。いやぁまだ箱ごとちゃんととってるなんて俺も大事にしてるなぁって思いながら箱を開けてみますと....


 あれ?これ中空っぽやん!カートだけしかはいってないー!!!!

 中身はどこにいったのでしょうか?もしかしてだいぶ前にガバのホルスターに入れとこうと思ったあそこか?それともあっちに埋まってたんだっけ?いやいや、これはちょっと探さないとイカンな。

 見つかったらまた紹介しつつ懐かしい話に花を咲かせたいところですが今回は取り敢えず箱だけの紹介になってしまいまいした(笑)。 

それではまた見つかったら報告します。  

Posted by さめ ひろし at 13:45Comments(0)月刊みりさば

2013年09月22日

月刊みりさば 2013年09月号  河口湖で零戦を見てきました!


 先月は靖国神社で零戦を見てきましたが、今月も実は零戦を見てきました。
 今月は先月に引き続き零戦を見てきた話です。


 実は8月はベトナム戦争のヒストリカルイベントがあったのですが、当日凄まじい雨に見舞われまして当日のゲームは中止になってしまいました。前日のキャンプまではぱらつく程度でだっただけに残念!
 春のサバイバルゲームの時も雨で中止だし、今年のイベントは雨に祟られっぱなしで困ったものです。

 そういうわけで夏のベトナム戦争が中止になったのは残念だったんですが、予定よりもかなり時間が余ったので今回は河口湖自動車博物館の飛行機館に行ってきました。

 この河口湖自動車博物館。自動車博物館といいながらもかなりたくさんの航空機などを所蔵しており、一年に8月だけ開館されるという非常にマニアックな博物館です。
 実は昔からすごく気になっていたのですが、いつも本栖に行くととまりがけで目一杯遊んでしまって寄り道する時間も気力も残っておらず、毎年本栖までいくのにいままで一度もいっていませんでした。

 むしろ今年は河口湖自動車博物館にいくチャンスと言っていいでしょう!
 思いついたら頭はベトナムから零戦に切り替わり、 さっそく小雨がまだぱらつく中で河口湖に向かいました。

 駐車場に車を停めるとでっかい輸送機(カーチスC-46D)が迎えてくれます。


 自動車館の建物の上にもF104がおいてあってワクワクです。

 今回は飛行機館の方にいってみましょう。
 なかなか面白いのは「館内の撮影は携帯のカメラのみ可」というルールがあって普通のデジカメやスマートフォンでは館内の撮影ができません。
 こういう時に未だにガラケーな自分は非常にラッキーです。
 というわけでここからはガラケー撮影なのでちょいと横長になります。


 ここでは零戦がレストアされていてってところまでは知っていたのですがなんと入館してみれば完成体が2機、レストア中のものが1機あります。

 資料を読んで知ったのですが先月見た靖国神社の零戦もここでのレストアサれたものだったようで二度びっくりです。
完成体の2機も21型と52型。見比べられるのはいいですね。


 実物大で見ると改めて排気ノズルがカウルから出ている52型とそれがない21型では見た感じの雰囲気もかなり違うのがわかります。


 レストア中の零戦も穴あきの桁構造とかいろいろなところが見れてこれは楽しい。


 これは一式陸攻。河口湖自動車博物館が所有していたのは胴体の一部分でしたが現在は胴体がほぼすべて復元されています。


 93式中間練習機(赤とんぼ)。実は実物は初めて見ました。


 86セイバー。いかにもジェット戦闘機って形が好きです。

 ここの館長の方は今後5年かけて隼も復元しようとしているとかいう話もありまして、今後も楽しみですね。

 期間限定の公開なので注意しなければいけないけどタイミングがあれば是非遊びに行ってほしい場所ですので来年の夏に河口湖にお立ち寄りの際は是非!!

  

Posted by さめ ひろし at 07:12Comments(0)月刊みりさば

2013年08月21日

月刊みりさば 2013年08月号  靖国に行ってきました!


久しぶりに靖国神社の遊就館にいってきました。
てなわけで今月は夏休みに九段下まわりにあそびに行ってきた話です。


この時期になるとちょっと騒がしい靖国ですが、今回そういう話題はあえてずらしちゃいますのでそのへんはご了承ください。

靖国にいったのも終戦記念日の翌日の8/16と日付をずらしました。
正直なところ政治的な事情でバタバタしたところにいくよりも落ち着いた感じのほうがいいですよね!

実は靖国神社のある九段下という場所はかなり面白い場所なんですよ。

科学技術館、昭和館、千鳥ヶ淵、北の丸....みるものがいっぱいあって一日ではみられないくらいなのだ。
武道館なんかもありますよね。まぁ、剣道の試合もコンサートもいかないから私はいったことがないのですが....

ちなみに今回は神保町の方から上がっていったのですが神保町から坂を登っていきますと大きな鳥居が見えてくる。
おお、この感じもなかなかいいですな。


九段下につけば左手に皇居のお堀、右手に靖国。
都会の本当にど真ん中なのにこういう景色っていうのもあるんだよなぁと再確認します。

今回は昭和館で昭和初期の暮らしを見たあとに靖国神社に参拝してその後遊就館というお定まりのコースでした。
昭和館は正直いってしまうとちょっと展示物が少ないのですが無料展示などがあるのでちょっと時間のあるときはよっています。


遊就館は展示されているものにさほど変わりはないのですが、以前より展示の順序や説明内容などが変わっていました。

古い世代の人は鎮魂的な展示物を想像する人が多いと思いますが、近年は近代の歴史をわかりやすく展示するような内容になっています。

日露戦争の頃の説明ナレーション等が作りなおされていたのはちょっとびっくりしましたね。

やたらと政治的な話になることが多いですが、桜の開花宣言もここの桜。
是非一度は訪ねてほしい場所だと思います。

さて、最後に神保町によった理由です。


小学館の建物が取り壊しになる記念で漫画家集まって建物に落書きをしたってのを見てきました。

ゆうきまさみ先生のR田中一郎だ~っ!

ってわけで懐かしいキャラクターの直筆落書きも見れてなかなかいい感じの今月でした。






  

Posted by さめ ひろし at 21:49Comments(0)月刊みりさば

2013年07月21日

月刊みりさば 2013年07月号  大友作品を見て来ました


IHAGUNが新しくなってからしばらくたちますが、先日イベントで友人より「新しいデザインはみやすくていいですよねー」ってお褒めの言葉をいただきました。

現在は作成しているのはいはさんのほうがされておりますが、こういう感想をいただくと自分のことのように嬉しいですね。

さてさて、今月はちょっと別ネタを書いていたのですが、昨日公開されたばかりの大友克洋の短編映画「SHORT PEACE」のなかの一作「武器よさらば」の出来が半端じゃなかったので急遽紹介したいと思います。



今回公開されたアニメは短編を4編収録したオムニバス形式なんだけど、このうち大友克洋が漫画で描いているのがこの「武器よさらば」です。

この武器よさらばが掲載されたのは1981年。

今ではソフトさえあれば当たり前のようにできることですが画像加工で有名なフォトショップが初めてこの世に出たのは約10年後の1990年。
そんな時代にこのようにアナログで描いた絵にエフェクトをかけてカメラ映像っぽくすることはかなり実験的で大変な作業だったはずです。

そんな原作もかなり実験的だったこの作品はアニメになってもかなり実験的。


この映像にもちょっとだけ出てきますが兵員輸送車の細かい動きを見るだけでもうドキドキです。

面白いのがカトキハジメさんなどメカの専門家が制作陣にいるため設定が当時のものから大幅に見なおされております。

例えばUAVみたいな連載当時になかった兵器が運用されていたりしているのですが、基本的なデザインは当時を踏襲されていて非常に良い感じになっています。

宇宙戦艦ヤマト2199などもそうなんですが近年の作品はこういった元の作品のディティールアップがうまくされていて非常に面白くなっています。

他の作品もかなり映像的に面白いことをやっているので劇場で見るのがお勧めです!

興味のある方はぜひ!



  

Posted by さめ ひろし at 22:54Comments(0)月刊みりさば

2013年06月21日

月刊みりさば 2013年06月号  パスワードってめんどいよねー


 日々こんな話ばかりかいておりますが、一応会社員なのでまじめに働いております。
 で、会社ではPCを使っていますからPC用のネットワークパスワードを定期的に変えろというお達しがきます。

 最近、このパスワードの条件ってのがだんだん厳しくなってきました。

 そんな訳で今回はパスワードの話です。
 まぁ、今使ってるやつを明かすわけに行かないので今まで使ったきたパスワードの話になりますけど。


 昔は数字だけでも大丈夫でしたが外部のメールなどと連動させるようになってくると簡単なパスワードじゃ拒否されるようになってきます。
 文字数もだんだん増えてきて、4文字なんかじゃもう受け付けてくれません。
 4文字の時はAK47とかM-16なんて銃の名前をよく使っていました。
 4文字から6文字になったり、定期的に変えなきゃいけない場合でもM-16ならM-16A1とかA2とか結構バリエーションが使えたの結構重宝しました。
 銃の名前を使っている人はそこそこ多かったんじゃないかと思うけどみなさんどうだったでしょうか?

 RPG-7にG3A4とかKar98kとか....銃の名前は4~6文字程度制限ではかなり重宝して、なんの銃の名前にしたんだか忘れちゃうくらいでした。

 そんな使い慣れた銃器のパスワードにしようとしたら、このミリブロのパスワード8~16文字ですからね。
 ブログ開始するよりもいい感じのパスワードを定期的に変えることも考慮していくつか考えるほうが苦労しましたよ。

 こういう時に凝りに凝りまくったパスワードを考えるのもひとつの案なんですけど考えまくったパスワードって意外と忘れちゃうんですよねw。

 いっそのことミリタリーから離れて今のお気に入りのアニメあたりからとったこともありましたが、これがまぁしばらくするとそんなに熱がなくなっちゃうもんだから一体どんなパスワードにしたか全く覚えてないのが困ったもんです。

 昔とあるサイトでパスワードを忘れてしまって、しかも照会が電話でしか受け付けないという事があったので、電話をしてみたところ「あ、じゃぁ教えますのでよろしいですか?『NEKOMIMI』です」というこういう時に限ってこっ恥ずかしいパスワードでさすがにこの手のだけはやめようと心に誓いましたよ。とほほ。

 有名な軍人の名前で長ったらしいやつってのもめんどくさいはめんどくさいのですが、この場合、長ったらしくてわからなくなってもグーグルで検索さえすれば出てきますので、それをコピー&ペーストできるので意外と楽でした。

 でも、正直、長すぎても覚えきれなくなるから6文字くらいで許してくれないかなぁw。
 銃の名前くらいで収まるような奴でお願いします。  

Posted by さめ ひろし at 00:48Comments(0)月刊みりさば

2013年05月20日

月刊みりさば 2013年05月号  大洗に行って来ました


 GWに今一番ホットな大洗に行って来ました。
 ニュースにもなるくらいホットなんですよー!


 ちょっと前の月刊みりさばでガールズ&パンツァーというアニメを取り上げました。
 で、そのアニメの舞台となっているのが大洗。
 アニメの中でもこの大洗の景色が非常に忠実に再現されています。

 そうなるとファンとしては実際の舞台を見たくなるというのが心情というものです。
 そうやって現地を見に行くことを聖地巡礼というのですが、今回は大洗の商工会のほうが色々と気をきかせてくれてものすごい盛り上がっているらしい。
 この大洗の盛り上がりっぷりはニュースでも話題になって全国ネットの夕方のニュースでも報道されたくらいです。

 そんな噂を聞いている間に周りが大洗にいきはじめ、それがなかなか面白そうだったので、今回ついに大洗に行って来ました。
 ついに私も聖地巡礼デビューですよ(笑)。

 今回はGWに大洗でイベントがあるということもあって、結構人が多め。

 噂には聞いていましたが、駅の構内にガルパンの立看板、劇中に出てくる架空の学校の優勝記念横断幕!
 一瞬この学校がほんとうにあるんじゃないかと思っちゃうくらいの本気っぷりです。


 駅の横の広報ルームにはガルパンの様々なものが展示されていますが、社員やファンの寄贈したものが多いのがなかなかすごい!
 こういうボランティズムの精神がまたいい相乗効果を生んでいるのではないかという感触もあります。
 まずはここでスタンプラリーの紙をもらってバスで水族館へ!
 そこから街に向かってスタンプラリーをすることにしました。

 実はこれはちょっと失敗で水族館の逆側にいけば、アニメに出てきた優勝パレードの道のりでちょっと感動できたかもしれなかったのですが完全に逆方向でした。
 みなさんも聖地巡礼に初めて行くときは、駅を背にして右側に進むと楽しいですよ!

 それでもいい景色を堪能しながら一人で散策するのはなかなか楽しいものです。

 あちらこちらに「大洗優勝」っていうアニメの企画の上りが溢れ、神社に行けば痛絵馬。
 中央の劇画調のウサギは小林源文先生の直筆の絵馬です。
 ああ、さすがだなぁと思っていたのですが、こんなものは実は序の口だったのです。


 ブログなどで話題になっているホテルの玄関に立ってる等身大のPOP。
 GWの時は商店街の企画もあってこんな等身大のPOPが色んな所にあったのですね。


 商店街に入ったあたりからとにかくのぼりと言わずPOPといわず、ガルパングッズがあふれ始め、デジカメの電源を切る隙がないくらいです(笑)。
 これは商店街の方が描かれた等身大POP。なにげに制服が試合仕様。


 ここは劇中に戦車が突っ込んで有名になったところです。

 POPのキャラクターがお茶セットと一緒になってるところがわかってんなーって嬉しくなりますね。


 そんな感じで夜まで遊んで帰ってきた一日でしたが、商店街で買い食いをしながらぶらついているだけで十分に楽しめた一日でした。
 非常に心地よかったのが、商店街の皆さんが非常に興味を持ってガルパンというイベントに参加してるという点でした。
 ガルパン関連商品も商店街の手作りが多くてすっごく安い。そして美味しいものが多い(笑)。

 大洗という観光地の魅力を堪能し、もちろんガルパンの世界にも触れて帰ってきた一日でした。

 一日じゃまだ足りない!もう一日くらい泊まりで行ってみたいなぁと感じた大洗でした。
 興味のある方はぜひ!   

Posted by さめ ひろし at 03:48Comments(0)月刊みりさば

2013年04月21日

月刊みりさば 2013年04月号 雨がァァァァァァ!!!


えー、先月ゲームの話を書くと言いましたけど、実は今日がゲーム予定だったのですね。
で、今日は関東地方は見事すぎるほどの雨で前日に中止が発表されました。
夕方から晴れてきたものの....今更晴れてもなぁorz。


せっかくG3をうちで遊んでるパーツとか組み合わせてSG-1風仕様にしたのにまっこと残念です。


2週間ほど前に千葉のSEALSでひさびさの「定例会ゲーム」に参加させていただきまして、その話でもいいかなぁと思ったのですが、今回はやっぱり荒天でも強引に参加したゲームの思い出を話して行きましょう。


 最近ようやっと冷静になって来ましたが、若いころはゲームしたくてしょうがないお年ごろ。
 ちょっとでも雨が止みそうであれば、まぁ、なんとかなるでしょうなんて考えながら出発しちゃって雨の中で呆然としてしまうのもしばしばでした。

 電動ガンだとちょっと濡らしちゃうのは怖いけど、20年も遡ればBV式のガスガンだからサビだけ注意すれば極端な話土砂降りの中でも使えます。
 昔、とりあえず集まってみたものの、雨は収まらず....でもセーフティゾーンが屋根付き床付きのところだったのでとりあえず着替えて我慢できなくてやっちゃったことがあります。
http://2nd.geocities.jp/samehirosi/milisurva-geocities/comic/ame1.html
 これはその頃の顛末を描いた漫画ですが、この時は徐々に雨がひどくなってきて途中からBB弾があたってんだか雨があたってるんだかわかんないくらいになってしまった。
 もはやゲームとして全く成り立ってません。
 この漫画みたいに途中で坂から滑り落ちたりやけになってプラトーンの有名なポーズとったりとなかなか壮絶な日になりました。


 軍装系だとこういう時は普段からコレクションしていたポンチョが役に立ちます....なんていっているのはすぐやむ雨とかたいしたことない雨程度。
 ここまで激しい雨になってしまうと払い下げの20年もののポンチョは徐々に湿ってくるし、下半身はもう完全にびしょぬれで話になりません。
 あ、今気がついたけど電動ガンおもいっきり濡らしてるじゃないですかw。
 ベトナム戦争装備だと「こういう時に水が抜けるようにジャングルブーツには排水口があいているのだ!」なんてうんちくを述べたくなりますが、10分もしないうちに排水が中途半端になるわりにちょっとした水たまりから逆に水が入ってくるという事実に気がついてこのブーツを設計した人をむしろ呪いたくなります。

 ただ、現用装備だとゴアテックスという強い味方があるので意外と雨でも遊べるのでしょうか?
 最近流行りの中華系のスチールパーツは錆びるのか?
 そんなことがちょっとだけ気にかかってきます。
 今装備で土砂降りでゲームした人がいたらぜひ教えて下さいませ。

 そんなこんなで今回は参加が中止になって残念な感じになったゲームでしたがちょっと昔からの悪天候のゲームを振り返ってみました。

 みなさんも体調と装備に気を使ってちょいと雨のなかでのゲームにチャレンジしてみてください。
 ええ、全く薦めませんよ。辛いことばっかりですw。
 ただ、一回参加すれば数年は語り草になります。

 ひとつくらい伝説を作ってみたい人はやってみてください。  

Posted by さめ ひろし at 21:51Comments(0)月刊みりさば

2013年03月30日

月刊みりさば 2013年03月号 キャパ展にいってきました!


 パソコンが壊れましたァァァァァァ!
 色々と考えてようやっと買い換えて今月からWINDOWS7の64ビット環境にようやっとなりました。
 ええ、この近況は今月の掲載が遅くなったいいわけですー(笑)。ごめんなさーい。


 そんなこんなで遅くなりましたが今月はちょっと高尚に美術館などに行って来ました。
 世界的にはベレー帽の「あの戦場カメラマン」より有名な展示会です。


 友人よりお誘いがありまして横浜美術館で開催されている「ロバート・キャパ」展に行って来ました。
 ロバート・キャパとは第二次世界大戦の前哨戦的なスペイン内戦と日中戦争、第二次世界大戦のヨーロッパ、そして中東戦争からインドシナ戦争まで様々な戦場で写真と撮り続けた戦場カメラマンです。
 非常に有名なカメラマンなので名前くらいは聞いたことはあるのではないでしょうか?
 なんて偉そうなこと書いてますが、自分もめっさ有名な戦場カメラマンってくらいしか知らないのだけどな。
 一応文庫本「ちょっとピンぼけ」くらいは持ってるんだけどね。

 ぶっちゃけロバート・キャパが本名じゃないですってのは今回の展示で初めて知ってしまいました。

 奥さんのゲルダ・タローも戦場カメラマンなのですが、彼女の展示も一緒にされているので構図なども比較できて非常に興味深い。
 奥さんははじめの頃はローライフレックスというカメラを使用していて、キャパのライカとは判型が異なるため、奥さんのは中判の四角い写真、キャパの写真は35mmの一般的な写真になっています。
※後半からタローも同じカメラになっていますけどね。

 画面構図も空を意識して空間のある写真を作るタローとは違って人物を中心として、コントラストのきいた画面をつくるキャパの比較ができるのは非常に興味深いです。

 また、有名なまさに先頭まっただ中の写真から生活の写真、日本で撮影された写真など、様々な年代の写真をじっくりとみられるいい機会でした。

 ちなみにキャパを一気に有名にさせた「戦場で被弾した直後の写真(崩れ落ちる男)」といわれてる写真は現在では実際の戦闘時の写真ではなかったという説が有力です。
 しかしながら、世界情勢の激しく動く中を切り取った写真たちは動く世界の歴史を感じるものであり、大変楽しく見られた展示でした。

 というわけで今月は美術館でみた軍用の話でしたが、 来月は多分久々のサバゲー話で!

 それではまたよろしくー。  

Posted by さめ ひろし at 21:46Comments(0)月刊みりさば

2013年02月23日

月刊みりさば 2013年02月号 お台場にあそびに行ってきました


 まだまだ冬とはいえ少しずつ暖かくなって来ました。
 もうすぐ春の兆しかなぁと言おうとしていたら青森、北海道では記録的豪雪の寒の戻り。
 まだまだ油断はできなくなっちゃいました。
 でも、ちょっと暖かくなった好きをねらって子供を連れてあそびに行って来ました。そんな訳で今月はお気楽にいける東京の歴史スポット探訪です。


 今回遊びに行ったのは東京のお台場。
 デートスポットとか遊びの場所としては結構有名だと思いますが、お台場は実は歴史的スポットなのであります。
 お台場という地名は幕末にペリー来航を脅威ととった江戸幕府が江戸の防衛のために洋式の砲台を複数建設したところからきた地名なんですね。ちなみに「お台場」という読み方は幕府に敬意を払って台場に「御」をつけたところから来ているということです。
 ペリーが横浜から上陸したのもこの品川の砲台群のためにそれを避けて横浜に上陸したという経緯があります。
 結局この砲台は一度も火は吹いていないものの、こうした開国までの流れを知る歴史スポットとしてはなかなかいい場所です。(参考:wikipedia)
 明治以降、お台場の砲台としての重要性が減ってきたことから軍から民間や自治体に払い下げられ、その後船舶の増加による撤去や埋め立てによって消滅、現在残っているのは史跡指定として保存されている第六台場、海浜公園として開放されている第三台場のみになっています。
 今回は行ったのはこの第三台場。
 陸続きになっていますのでゆりかもめならお台場海浜公園、りんかい線なら東京テレポート駅から歩いていけます。
 景色もいいのでこれから暖かくなってくればぶらぶら散策しながらのコースにちょうどいいですね。

 これが第三台場こと台場公園。この写真はついでに見学に行ったフジテレビの上から撮影しました。

 この説明文はお台場海浜公園の看板です。


 これが台場公園から撮影したもの。第三台場は縁が盛り上がって中が凹んでいるようになっていますが、この縁の部分に石製の弾薬庫跡があります。

 砲台跡は海浜公園になる時に作られたもののようで、木でできていたものをコンクリートで再現していますが、このコンクリートの崩壊がはじまっているのはちょっと残念。

 この砲台に砲身があるのを想像し、湾内を眺めて黒船来襲に思いを馳せるのもなかなか良い感じではないでしょうか?

 そんな訳でお台場にお越しの際はぜひ名前の由来の台場海浜公園にも是非お寄りください。

 おまけ、ついでに見てきたガンダム(笑) 

  

Posted by さめ ひろし at 08:56Comments(0)月刊みりさば

2013年01月20日

月刊みりさば 2013年01月号 東京は雪だったぜ!


 ひっさびさに東京に雪がふりました。
 ミリタリーならではの雪の楽しみ方があるのかないのか?今月はそんな話。


 ミリタリー系グッズといえば悪天候下で使用することが前提となってるアイテム。
 つまり、悪天候であればあるほどこの悪天候に手持ちのコレクションを試してみたくなるというのはミリタリーファンでいえば一度は考えてみたくなるもの。

 豪雨、積雪、そんな悪天候にであった時についつい靴箱ではなくコレクションの棚に手を伸ばした人も多いのではないだろうか?

 雪といえばやっぱ試してみたくなるのはフットギア。

 こういう話をするとよく「ドイツ軍のジャックブーツなんか便利じゃないですか?」なんて言われたりするのですが、実はアレは思ったより便利なものではないのです。

 形状は長靴のようですが、革靴というのは縫い目があるし、微妙に染みこんできたりします。年代的にも新しいものではないのでやっぱりどっかから染みこんできちゃうんです。

 靴の裏もゴムの凸凹がないのもありますのでけっこう危険なんですね。
 自分のは違うのですが、滑らないように鉄の鋲が打ってるやつなんか硬い床の上では転んでくださいといってるようなもんです。自分のやつも馬蹄底なのでものすごいすべります。
 友人で雪の日にジャックブーツですっ転んで病院行きになった人がいるのはナイショだ。

 雨の時にはジャングルブーツなんてのも一度は誰もが考えるでしょうが、ナム戦のやつなんか水を抜くように横に排水口があいててそっから水がおもいっきり入ってくる。
 むしろ雨の日に履くと水がじゃんじゃん入ってきていいように濡れる。布の部分から染みこみまくりで困ったもんです。


 そう考えると意外と自分のコレクションでは悪天候に強いフットギアはなかったりするもんだなぁ....


 数少ない悪天候下で使えるフットギア。ドイツ軍現用ブーツ。
 こんなことを考えていると、最新装備なんかにも目が言っちゃいますよね。

 それではまた来月!  

Posted by さめ ひろし at 21:57Comments(0)月刊みりさば

2012年12月23日

月刊みりさば 2012年12月号 戦車アニメが熱い!


 今年は萌えアニメがアツかった!!!ってことで今年の最期は知ってる人はもうはまりまくっているあのアニメについてです。


 ってなわけで、今年最後のお話は地上波で今年の秋から始まった「ガールズ&パンツァー」というアニメの話です。

 今更なにいってんだっ!って人。まぁまぁおちついて。DVDも出揃って来ましたので今からハマるのも悪くはないのではないでしょうか?正直出遅れ感は認めますけどw。

 そんなわけで紹介したい作品は「ガールズ&パンツァー(略してガルパン)」基本が地方チャンネルの放送局作品になりますが、東京ではMXで放送しております。
http://girls-und-panzer.jp/
↑ガールズ&パンツァーのサイトはこちら

「華道、茶道そして戦車道!」

 予告を見た時には正直腰を抜かしました。
 空母を学校代わりにした不思議な世界。そこでは女性のたしなみとして「戦車道」なる不思議なスポーツみたいなものが盛んに行われており、花の女子高生が大戦物の古い戦車に乗って模擬戦闘を繰り広げているのです......

 ってこのあまりにも強引な設定。これ作った人単に可愛い女の子と戦車動かしたかっただけだろーって突っ込みどころ満載。

 ちょっと前に「ストライクウィッチーズ」なんて「萌え+ミリタリー」なんてアニメも流行ったことですし、その流れなのかなぁ?
 まぁ、あまりにも強引な設定だったんで実はあんまり期待していなかったというのが正直なところだったのです。

 また、この手のアニメはどうしても奇抜なものを取り上げがちなので一般的な兵器よりも試作系兵器がメジャーになりやすい。
 試作系兵器がドッカンドッカン出てくるようなアニメなのかなぁって勝手な想像をしていたのでした。

 だがしかし、放送を見てびっくりデス。主人公チームの戦車編成がなかなかすごい。

◯4号戦車D型
 大戦初期から使用され、実質ドイツの主力戦車であり続けた名戦車。
◯38t戦車B/C型
 チェコスロバキアの戦車だが、基本設計の良さで初期のドイツ軍で活躍した戦車。
◯3号突撃砲F型
 威力不足になった3号戦車を突撃砲に改造することで威力不足を補った戦車。
◯八九式中戦車
 日本陸軍初の国産戦車。初めて軍神として指定された「西住小次郎」の乗車としても有名。余談ですが、ヒロインの西住さんってのはここから来てると思われます。
◯M3中戦車リー
 M4シャーマンが出るまで米軍を支えた中戦車。本格的な戦車が出るまでのつなぎ的な戦車ですが、M4シャーマンが出るまで米軍を支えた戦車なのである。



 おいおい、なんだよこの玄人好みなラインナップ!4号がメインなんてありえないだろう!
 そして、近年のCG技術の進化でこの戦車が走る走る!
 ちょっと動きがコミカルで速すぎるかなぁって思いますが、4号戦車がここまで動くのはまさに壮観。いやぁ、時代の進歩は素晴らしいものですなぁ。

 そう考えれば、あえて萌えアニメにしたことで第二次世界大戦の戦車たちがたくさん出てくるのは非常に楽しいし、難しいことを考えずに戦車戦闘だけが見れるのは非常に嬉しい。

 なかなか本格的に描かれている手間のため、5話ごとに総集編が入ったり、最終話付近が春まで延期とか放送面でもいろいろと大変なことになっていますが、戦車とメカ好きなら見といて損はありません。

 かなり今更感のあるコンテンツになってしまいましたがDVDもちょうど先日発売されたので、今からはまってみるのもなかなかよろしいかのではないでしょうか?

 今年の終わりの合言葉は「戦車道!」メカ好きならとりあえず見てみましょう!

 そんなわけでまた来年!  

Posted by さめ ひろし at 02:30Comments(0)月刊みりさば

2012年11月24日

月刊みりさば 2012年11月号 雨天決行!幕末パレード!


 ちょっと報告が遅くなりましたが世田谷の維新祭りで幕末ごっこをしてきました。



 この世田谷維新祭り、吉田松陰先生をお祭りしている松蔭神社で毎年開催されております。
 幕末関係といえば新選組が主役のものが多いお祭りですが、ここは松陰先生のお膝元とあって主役は奇兵隊。私が入ってる幕末官軍部隊も長いこと参加しておりますが地元でも結構人気(本当ですよw)だったりするのです。

 ちなみに幕末官軍部隊といってもその正体はいつも一緒に遊んでるメンバーの中で幕末に興味のある人が集まった「臨時ユニット」みたいなもので正式名称は決まっていません。
 いつも団体名をきかれて困ってるので「幕末研究会」とか名乗ってますが正式名称は誰も正式には決めてなかったような気が.....
 さて、そんな松陰神社の維新祭りですが、今年は朝から天候が悪く、微妙な雨が降ったりやんだり。
 こうなると、いつも先頭に立つブラスバンドは楽器がだめになってしまうから早々にリタイア。

 さらに最も数の多い学校参加の生徒さんたちの奇兵隊も雨天のため不参加。そうなると神社内にいるのは一般参加の歴史上の有名人や奇兵隊の方、それと我々のみとなってしまいました。

 パレードにいけないので神社内でジオラマ写真なんかをとってみて遊たり、お祭り名物松蔭カレーの宣伝をしてみたりしていたんですが、パレードの予定がなかなか決まらない。

 雨が本降りにならずにぼちぼち降っていたせいか、お祭りにきた人たちのパレードへの期待は高まるばかり。

 そして、ついに遅くなってしまいましたが、天候の合間を縫ってパレード開始。見学に来ていた方の期待が大きかったのと、我々が最前列を務めるということでいつもより盛り上がっています!!!!

 パレード距離は例年より少なかったんですが、お客様の拍手喝采と我々の目立ちっぷりは例年以上だったのかもしれません。
 余談ですが、雨天時のパレードの用意として、我々は雨天時の銃の取り扱い方法も練習していたりします。

 さすがに過去一度しか使ったこととありませんが(笑)。

 そんな感じで雨天だったけど楽しかった幕末パレードの報告でした。
 それではまた来月ー!

  

Posted by さめ ひろし at 01:19Comments(0)月刊みりさば

2012年10月21日

月刊みりさば 2012年10月号 懐かしのモデルガンをもらう


 最近、友人が部屋の整理をしまして、非常に長い間所持していたものを譲ってくれました。
 すっかり懐かしさに浸っていじくり回したモデルガンの心地よさを今回は伝えたいと思います。


 今回捨てるのもしのびないので、なんて譲ってくれたエアガンとモデルガン。
 こういう古いものを譲って貰う場合はハイパワーカスタムモデルなんかが混じっている場合もあって十分な注意が必要なのですが、幸いにもモデルガンとホルスターがほとんどで電動ガンも買ったままの状態だったので一安心。

モデルガンはほとんどが発火済みモデルで使用感があるものの、大事にしまっておいたようなので20年以上の時代を感じさせない物がいくつかありました。

おお、これは!と思ったのはこの2丁。

自分は門外漢なんでわからないんですけどこのピースメーカーはなかなかすごいってのだけはわかりました。
カスタムに手馴れている方にシリンダーのセンターを撮り直して、左右のグリップを手に合うように削り直して、部品の合わせを撮り直しているということなのですが、えらい精密に動きます。
この年代のモデルガンではあんまりないカチカチした精密な動き。いや、今のモデルでもなかなかこうは動かないだろうって感じが素晴らしい。
随分長い間押入れに入っていたけど、整備されていればこんなに調子を持ったままなんだなぁと感心してしまいました。
ファストドロウは専門外なのでそのうち使ってくれる方を探してお嫁先を決めたいところですけど、まだもう少し手元においておきます。

 で、もう一丁がこれ。
 ごっついのでちょっと以外に思えるかもしれませんがチーフスペシャルです。


 このカスタムが独特で凄く良い感じ。
 士郎正宗のマンガに出てきそうなカスタムですね。
 年季の入った木製グリップも握っているとワクワクしてきちゃいます。

 これはさすがにもったいないので机の上に飾って楽しむことにします。
 サイズもコンパクトなのでモニターの前に飾ってもじゃまにならない。
 ちょっと息抜きに触っても良い感じ。
 エアガンも面白いけど、モデルガンもやっぱりいいですね。
 弾を出さなくても発火しなくても楽しめる。トイガンってやっぱりいいもんです。

 今年はバタバタしちゃってなかなかお外にいけないのでこういう机の上でみりさば養分を補充している今日この頃でした。
  

Posted by さめ ひろし at 22:06Comments(0)月刊みりさば

2012年09月20日

月刊みりさば 2012年9月号 トカレフ買ったぜー!


Vショーで最近噂のトイスター社のトカレフを衝動買いしてしまいました。
そんなわけで今回はトイスターのトカレフの話とかです。


このトイスターという会社は韓国のトイガンメーカーでちょっと最近話題になっております。

で、このトイスターを語るにはまずちょっとした昔話からはじめましょう。
その昔、LSというプラモとトイガンのメーカーがありまして、なかなかユニークで安価な商品を出しておりました。

1/1銃剣シリーズとか手榴弾シリーズなんてのはかなり有名ですね。

自分も生まれてはじめて買ったモデルガンがLSのバントラインスペシャル。その後が南武14年式。弾は出なかったけど小学生のお小遣いでも買える銃ってのはなかなか嬉しかったものです。

しかし、残念ながらこのメーカーは1992年に倒産してしまい、その金型の大半はアリイに引き取られました。
アリイはしばらくこの金型で再販を続けていましたが、その後鉄道模型専門メーカーとしてマイクロエースという会社になってしまったため、不要になったLSの銃の金型は流れ流れて.....現在はトイスター社にあるようなのです。

なので、そのうち旧LS商品はトイスターから再販されるのではなんてウワサもあるこの会社。
以外とアジア圏で出そうで出なかったトカレフのコッキングエアガン発売でちょっと話題になっているのです。

これがそのコッキングガンのトカレフ。

おねだんも3000円近辺で気軽に買えるのが嬉しいですね。
以前はハドソンから出ていたモデルガンとガスガンしかなかったのですが、このハドソンのトカレフ、調子が悪くてシャレにならないくらい調子が悪い。
正直言ってしまうと快調に動いてるモデル見たことないってくらいでした。

それを考えるとコッキングとはいえちゃんと使えるトカレフなのでこれはこれであり!
ハドソンと比べるとグリップがぶっといのが難ありだけど、出来は悪くない。
初速はやや遅めだけど固定ホップもしっかりかかるので十分に遊べそうなモデルです。

これでいままでワルサーPPKやらブローニング1910やらでごまかしていた私の北ベトナム軍のホルスターにもはじめてトカレフが入るわけです。

トイスターさん!今度うっかりまだモデル化してないマカロフなんか出してみてはいかがでしょうか?期待してますよー!
  

Posted by さめ ひろし at 23:51Comments(0)月刊みりさば

2012年08月19日

月刊みりさば 2012年8月号 パンを焼いて本を作った話



先月パンを焼いている話をしましたがその続報です。

あれから...と言うよりは実はこの「軍用パンを自分で作ろうプロジェクト」というのは昨年のミリタリーイベントのあたりから計画を立てていまして、密かにパン焼き修行を繰り返していたんですね。

それというのも、今年の夏コミでこの軍用パンとか軍用の糧食を特集した本を作ってみようと考えていたのでした。

で、今回ドイツ軍で一般に食べられていた食事と軍用のパンを取り上げた本というのを作成しました。

なんとこの本が大人気で、初版が完売してしまい、写真には新刊が並んでいないのですが、当日はかなり盛況で一日楽しむことができました。


パンの方も良い感じのレシピが完成してこのような美味しそうなパンを焼くことができました。うまうま

さて、私に近い方はご存知かもしれませんが、最近忙しくて戦場に出られない日が続いています。
今年は定番の夏のベトナム戦争イベントも参加できませんでした。

なので、なかなかミリタリーに触れる機会が少なくなっておりますが、台所で粉を練ってオーブンと格闘するのも「軍用パンを焼いてみる」っていう「ミリタリー」なのかもしれないなぁと感じました。

ミリタリーという趣味はなかなか面白いもので食器や日常のカバン、普段着もミリタリー的なものを揃えるのが可能です。
サバゲーになかなかいけないというあなたもこんな感じでちょっと別の視点からミリタリーに浸るというのもおすすめします。

今月はそんな感じでミリタリーに遠いようだけどミリタリーな我が家の台所からお届けしました。

もしかしたらパンの話はしばらく続くかもしれないなぁっとww。


  

Posted by さめ ひろし at 23:00Comments(0)月刊みりさば

2012年07月21日

月刊みりさば 2012年7月号 パンを焼いています!



 ここ最近ちょっとパン焼きに凝ってます。
 なんでミリタリーでパンなのってのが今回の話です。


 ここ最近ちょっとミリタリー的ご飯にはまっております。
 今ハマっているのは軍用食とかじゃなくて、当時配給されていたご飯。

 当時作られていたものはこんなものなんだぁってのもなかなか面白いものです。
 台所で当時の気分に浸れるのもなかなか楽しいですねぇ。

 で今ハマっているのはライ麦パンです。


 ドイツ軍ではこういう形の軍用パンはコミスブロートって呼ばれていました。
 写真は知り合いが当時の資料を元に焼いたものでライ麦90%くらいのパンです。
 コミスブロートは軍用パンの総称みたいですが、基本的にはライ麦パンを指すようです。

 当時は製パン中隊という専門の部隊がありまして15000人分のパンを焼いていたといいます。

 こういう話を聞いちゃうとなんだかワクワクしてきますね。
 日本では硬くて酸味が強いのであまり作られていないパンですが、おうちの道具で焼けるとなると作りたくなってしまいます。
 市販のライ麦入り食パンってものじゃなくてズッシリと重いドイツ的なパンが作れるなんてステキじゃないですか!


 ちょっと師匠の作ったものにはまだかないませんが、そこそこいい出来です。
 もう少し色々と修行してもっと良いコミスブロートを作ってみたいですね。


で、練習用の副産物。普通の強力粉で作成したパンになります。
実はライ麦パンに比べると強力粉のパンは格段に楽ちんです。
味も焼きやてはフカフカでとっても美味しい!


こんな感じのパンを作ってみたりと妙にパン焼きテクニックが身についちゃってる今日この頃。

また素敵なライ麦パンが焼けたら報告しますー。  

Posted by さめ ひろし at 21:28Comments(0)月刊みりさば