2013年01月20日
月刊みりさば 2013年01月号 東京は雪だったぜ!

ひっさびさに東京に雪がふりました。
ミリタリーならではの雪の楽しみ方があるのかないのか?今月はそんな話。
ミリタリー系グッズといえば悪天候下で使用することが前提となってるアイテム。
つまり、悪天候であればあるほどこの悪天候に手持ちのコレクションを試してみたくなるというのはミリタリーファンでいえば一度は考えてみたくなるもの。
豪雨、積雪、そんな悪天候にであった時についつい靴箱ではなくコレクションの棚に手を伸ばした人も多いのではないだろうか?
雪といえばやっぱ試してみたくなるのはフットギア。

こういう話をするとよく「ドイツ軍のジャックブーツなんか便利じゃないですか?」なんて言われたりするのですが、実はアレは思ったより便利なものではないのです。
形状は長靴のようですが、革靴というのは縫い目があるし、微妙に染みこんできたりします。年代的にも新しいものではないのでやっぱりどっかから染みこんできちゃうんです。
靴の裏もゴムの凸凹がないのもありますのでけっこう危険なんですね。
自分のは違うのですが、滑らないように鉄の鋲が打ってるやつなんか硬い床の上では転んでくださいといってるようなもんです。自分のやつも馬蹄底なのでものすごいすべります。
友人で雪の日にジャックブーツですっ転んで病院行きになった人がいるのはナイショだ。
雨の時にはジャングルブーツなんてのも一度は誰もが考えるでしょうが、ナム戦のやつなんか水を抜くように横に排水口があいててそっから水がおもいっきり入ってくる。
むしろ雨の日に履くと水がじゃんじゃん入ってきていいように濡れる。布の部分から染みこみまくりで困ったもんです。

そう考えると意外と自分のコレクションでは悪天候に強いフットギアはなかったりするもんだなぁ....

数少ない悪天候下で使えるフットギア。ドイツ軍現用ブーツ。
こんなことを考えていると、最新装備なんかにも目が言っちゃいますよね。
それではまた来月!