2013年03月30日

月刊みりさば 2013年03月号 キャパ展にいってきました!


 パソコンが壊れましたァァァァァァ!
 色々と考えてようやっと買い換えて今月からWINDOWS7の64ビット環境にようやっとなりました。
 ええ、この近況は今月の掲載が遅くなったいいわけですー(笑)。ごめんなさーい。


 そんなこんなで遅くなりましたが今月はちょっと高尚に美術館などに行って来ました。
 世界的にはベレー帽の「あの戦場カメラマン」より有名な展示会です。


 友人よりお誘いがありまして横浜美術館で開催されている「ロバート・キャパ」展に行って来ました。
 ロバート・キャパとは第二次世界大戦の前哨戦的なスペイン内戦と日中戦争、第二次世界大戦のヨーロッパ、そして中東戦争からインドシナ戦争まで様々な戦場で写真と撮り続けた戦場カメラマンです。
 非常に有名なカメラマンなので名前くらいは聞いたことはあるのではないでしょうか?
 なんて偉そうなこと書いてますが、自分もめっさ有名な戦場カメラマンってくらいしか知らないのだけどな。
 一応文庫本「ちょっとピンぼけ」くらいは持ってるんだけどね。

 ぶっちゃけロバート・キャパが本名じゃないですってのは今回の展示で初めて知ってしまいました。

 奥さんのゲルダ・タローも戦場カメラマンなのですが、彼女の展示も一緒にされているので構図なども比較できて非常に興味深い。
 奥さんははじめの頃はローライフレックスというカメラを使用していて、キャパのライカとは判型が異なるため、奥さんのは中判の四角い写真、キャパの写真は35mmの一般的な写真になっています。
※後半からタローも同じカメラになっていますけどね。

 画面構図も空を意識して空間のある写真を作るタローとは違って人物を中心として、コントラストのきいた画面をつくるキャパの比較ができるのは非常に興味深いです。

 また、有名なまさに先頭まっただ中の写真から生活の写真、日本で撮影された写真など、様々な年代の写真をじっくりとみられるいい機会でした。

 ちなみにキャパを一気に有名にさせた「戦場で被弾した直後の写真(崩れ落ちる男)」といわれてる写真は現在では実際の戦闘時の写真ではなかったという説が有力です。
 しかしながら、世界情勢の激しく動く中を切り取った写真たちは動く世界の歴史を感じるものであり、大変楽しく見られた展示でした。

 というわけで今月は美術館でみた軍用の話でしたが、 来月は多分久々のサバゲー話で!

 それではまたよろしくー。  

Posted by さめ ひろし at 21:46Comments(0)月刊みりさば