2010年06月01日
月刊みりさば0406
月刊みりさば2004年6月号
「戦車兵はつらいのだ」
「PANZER FRONT Ausf.B」というゲームが発売された。プレイステーション2用の超本格的戦車戦シミュレーションゲームの3作目である。
あーどうしようかなぁと考えていたのですが取扱説明書のイラストを私の大好きな「モリナガ・ヨウ」先生(ワールドタンクミュージアムのイラスト描いている人)が描いていると聞いて我慢できなくなって買ってしまった。あ~あ、買っちゃった。どうしよう.....
と、いいますのもこのゲーム、超本格的シミュレーションゲームだけあって半端じゃなく難しいのだ。実は私、一番初めの「PANZER FRONT」ですらあまりの難しさにいまだクリアしていないのだーッ!しかも、3作目はもっと難しくなっているらしい。やっばいなぁ....今回もクリアなんかできないんだろうなぁ....

とはいえ買ってしまったものはしょうがない。取扱説明書のモリナガ・ヨウ先生のイラストを眺めつつディスクをセット。
まずはトレーニングマップから。我ドイツ軍の誇る3号G型戦車に乗り込み砂漠を走る。目標は、イギリス戦車だっ!
砂丘の下で待ち伏せをかけていると巡航戦車MkIVが丘の上に見えてきた。こいつは早いだけがとりえで装甲があまり厚くないはず。くらえっ!「どかーん!」MkIVはたちまち黒鉛を上げて停止する。
そのまま、次のMkIVに照準を合わせて発射!今度は砲塔が吹き飛び爆発する!よしっ!この調子ならいける。
しかぁし!喜びもつかの間、今度は無線連絡でマチルダ戦車接近の報が入る。
こいつは砲は非力で鈍足なんだけど装甲がめいっぱい硬い。「戦場の女王」と呼ばれ、対戦車砲ではまったく歯がたたず、88ミリ高射砲を戦車に向けて撃ってやっつけたというとんでもない女王だ。
幸いなことに待ち伏せした場所がよく、マチルダはまだ気がついていないようだ。十分ひきつけて....いけーっ!
「ご い ん !」
効果なし!うわっ!硬っ!「ごいん!」「ごいん!」「ごいん!」
狙いを定め、撃っているつもりなんだがぜんぜん弾が貫通しない。もうこりゃどうなってんだってくらいに。
「がつぅーん!」うわ。いきなり攻撃!後方にもう一台マチルダがっ!わぁあぁあんっ!マチルダさぁあぁん(違う)!
うーん、トレーニングマップでこの難易度!相変わらず遠慮ないゲームである。
パンツァーフロントはシミュレーションとして非常によく出来ている。だが、よくできすぎていて難易度が激しく高い。
しかし本来シミュレーションとはこういうものなのだ。歴史の1ページに参加し、当時の苦労を実感する。これがシミュレーションというものなのだ。だから、歴史の本に「装甲が硬くドイツ軍は苦戦を強いられた」ってかいてあるんだから苦戦しなければいけない。間違ってもパワーアップパーツなどくみこんではいけないのだ。戦車好きの人は一度はプレイしてこの苦労を体験してみてほしい。
しかし、それにしてもむずかしいなぁ....
「戦車兵はつらいのだ」
「PANZER FRONT Ausf.B」というゲームが発売された。プレイステーション2用の超本格的戦車戦シミュレーションゲームの3作目である。
あーどうしようかなぁと考えていたのですが取扱説明書のイラストを私の大好きな「モリナガ・ヨウ」先生(ワールドタンクミュージアムのイラスト描いている人)が描いていると聞いて我慢できなくなって買ってしまった。あ~あ、買っちゃった。どうしよう.....
と、いいますのもこのゲーム、超本格的シミュレーションゲームだけあって半端じゃなく難しいのだ。実は私、一番初めの「PANZER FRONT」ですらあまりの難しさにいまだクリアしていないのだーッ!しかも、3作目はもっと難しくなっているらしい。やっばいなぁ....今回もクリアなんかできないんだろうなぁ....

とはいえ買ってしまったものはしょうがない。取扱説明書のモリナガ・ヨウ先生のイラストを眺めつつディスクをセット。
まずはトレーニングマップから。我ドイツ軍の誇る3号G型戦車に乗り込み砂漠を走る。目標は、イギリス戦車だっ!
砂丘の下で待ち伏せをかけていると巡航戦車MkIVが丘の上に見えてきた。こいつは早いだけがとりえで装甲があまり厚くないはず。くらえっ!「どかーん!」MkIVはたちまち黒鉛を上げて停止する。
そのまま、次のMkIVに照準を合わせて発射!今度は砲塔が吹き飛び爆発する!よしっ!この調子ならいける。
しかぁし!喜びもつかの間、今度は無線連絡でマチルダ戦車接近の報が入る。
こいつは砲は非力で鈍足なんだけど装甲がめいっぱい硬い。「戦場の女王」と呼ばれ、対戦車砲ではまったく歯がたたず、88ミリ高射砲を戦車に向けて撃ってやっつけたというとんでもない女王だ。
幸いなことに待ち伏せした場所がよく、マチルダはまだ気がついていないようだ。十分ひきつけて....いけーっ!
「ご い ん !」
効果なし!うわっ!硬っ!「ごいん!」「ごいん!」「ごいん!」
狙いを定め、撃っているつもりなんだがぜんぜん弾が貫通しない。もうこりゃどうなってんだってくらいに。
「がつぅーん!」うわ。いきなり攻撃!後方にもう一台マチルダがっ!わぁあぁあんっ!マチルダさぁあぁん(違う)!
うーん、トレーニングマップでこの難易度!相変わらず遠慮ないゲームである。
パンツァーフロントはシミュレーションとして非常によく出来ている。だが、よくできすぎていて難易度が激しく高い。
しかし本来シミュレーションとはこういうものなのだ。歴史の1ページに参加し、当時の苦労を実感する。これがシミュレーションというものなのだ。だから、歴史の本に「装甲が硬くドイツ軍は苦戦を強いられた」ってかいてあるんだから苦戦しなければいけない。間違ってもパワーアップパーツなどくみこんではいけないのだ。戦車好きの人は一度はプレイしてこの苦労を体験してみてほしい。
しかし、それにしてもむずかしいなぁ....
Posted by さめ ひろし at 22:57│Comments(0)
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