2010年06月14日

月刊みりさば2005年8月号

月刊みりさば2005年8月号
「今!俺の中ではMP40が熱いのじゃー!」



MP40買いました  先月も書きましたが世の中はちょっとしたM-14祭り。Ihagunのお客さんでも待ちわびている人が結構いるみたいです。それに最近は「電動ガンだけどコッキング(バッテリーがなくても)でも撃てる」画期的システムを搭載したKSCのHK-33がちょっと話題です。

 しかし、今月は世の中のブームとはまったくかけ離れて、私がようやっと購入できたMP40の話をしちゃいましょう。自分が買った銃がおいらのマイブームなのだ!すまん!

 MP40を発売したTOPはいままでアサヒファイアーアームズのガスガンのガワを流用して内部に独自の電動ガンを入れた銃を作成していたメーカーで、M-60やMINIMIなどを作成していた。そのTOPがまったくの新規で開発した電動ガンがこのMP40なのである。
月刊みりさば2005年8月号
 そしてMP40は第二次世界大戦のドイツ軍が開発したサブマシンガン(以下SMG)である。この銃は第二次世界大戦前にSMGが市街戦においての有効性が実証されたSMGのMP28の発展型として開発されたMP38をさらに改良したのがこのMP40なのである。

 ちなみに、この銃は連合国側で「シュマイザー」と呼ばれていたが、実はシュマイザーという人物はMP40の開発にはかかわっていない。
 シュマイザーは第一次世界大戦SMG、MP18の開発者の名前なんだが、連合国ではこのMP40にシュマイザーがかかわっていると勘違いし、このようなあだ名をつけたらしい。正しくは「エルマ・ベルケMP40短機関銃(あるいは単にMP40)」というのが正しいのだ。

 さて、そんなTOPのMP40だが実銃的に細かく見ればねじの位置が若干異なったりする点があるものの、金属パーツをふんだんに使用したフレームは非常によく出来ていて重量感があり、とてもイイ感じである。
 近代のSMGと違って若干大きいなぁと感じるが、いがいとしっくりと体になじみ、「さすが戦後もいろんなところで使われたSMG」とうれしくなる。
 100万丁もつくられたといわれるMP40は戦後も押収されたソビエトから親ソビエト諸国に供給され、さまざまな国で使用されていたのだ。

 私の銃で計った初速は約75m/s。M4などの最新の電動ガンと比べると若干初速が低いが十分な性能だと思う。ちなみに私の持っているAK-47もこれくらいだ。
 配線部はマルイなどに比べるとすこしチープな感じがある。私のものはハンダの配線が外れていた(とほほ)。
 総合的なつくりは大手の東京マルイ製品よりは劣ると感じるかもしれないが、この銃にはマルイには無い雰囲気がある。手放しに勧められる電動ガンではないが、ドイツ軍ファンにはたまらない銃なのだ。
 東京マルイ以外の銃も触ってみたい方。当事のドイツ軍のSMG片鱗に触れてみたい方はいかがでしょうか?




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Posted by さめ ひろし at 21:17│Comments(0)月刊みりさば
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