2005年01月02日

ちょっと懐かしい話 第2話

ihagunの移動による再掲載です。初掲載は2002年2月でした。

 さて、前回無事にカスタムガンを購入し、念願の本格的サバゲーデビューをはたしたおいらでありましたがサバゲーへの道はまだまだ始まったばかり、ちょっと懐かしい話はまだまだ続きます。

 銃を買ってサバゲーにでたら次は服がほしくなりました!やっぱり「汚れてもいいお古のGパン」とかでやるよりもかっこいい服できめたいっ!だってみんないろんなふくをきてるんだもーん!。
 と、迷彩効果とか動きやすい服とか、そんなことがサバゲー用ウェア購入の目的ではないところがそもそもの私のカンチガイでそれがまた悲喜劇のはじまりだったとは当時高校生の私は微塵も気がつかないのでありました。

 で、どんな服を買ったのか?実は、初サバゲーに参加した後、おいらは「人民服」がなんだかむしょーにほしくなっちゃったのだ。
 でも、それは中国人民解放軍が大好きとかそんな理由ではなくて、初めてでたサバゲーでかっこよく活躍していた人が着ていた服が人民服だったからなのだ!
 その人は回り込み戦法を非常に効果的に使っていて、突然横から後ろからと意表をついた方向から攻め込み、KG-9というサブマシンガンをガシャガシャ(注:当時の銃はフルオートではないのでこういう表現になります)うちまくっていた。おおっ!すげぇ!かっこいい!この人みたいになれたらいいなっ!

 と、初めてのサバゲーでこんな風に思ってしまったおいらは人民服で戦場を縦横無尽に走り回ってやろうと横浜の中華街へくりだした。中国人民解放軍の大量 削減によって日本市場に払い下げの人民服があふれ出すのはまだまだ先の話。このころは人民服を買うには中華街あたりでないと手に入らなかったし結構高かったのでありました。
 しかし、どうも運が悪かったようでなぜか緑色の人民服が品切れ中。唯一あったのが青の人民服だった。
 うーん...困ったなぁ...でもやっぱ人民服ほしぃよなぁ...まぁ、青も緑もにたようなもんだよなぁ...
 とか悩むこと数十分後、そこには「緑も青も同じ」という思いっきり間違った思考で自分を納得させ青の人民服をわくわくしながら買った高校生の浅はかな自分がいた。

 その浅はかな考えが間違っていることに気づくのは戦場にでてしばらくなってからのことである。

 実は青ってサバゲー的にはやたらめだつのである。初心者がカモられてしまうのも、たいてい、Gパンなんかをはいていくため、めだってねらわれるって部分もあるのだ。以外と地味な色なんでそれほどめだたないだろうなんて考えている方もいるかもしれませんが、実は青は意外とめだつのだっ。

 で、おいらは何もわからずにそのめだつ色で上下帽子までそろえてしまった。しかも、ろくにバイトもしないで遊びまくっている貧乏高校生のおいらは間違っていたからといってすぐに次の服が買えるほどお金を持っていなかったので、しばらくの間この奇妙な人民服のまま戦うことになるのであった。。

 さて、ちょっとした(?)カンチガイで迷彩効果抜群の軍服を買う予定だったのに民間用の青の人民服などを買ってしまったおいらはどうなるのでしょうか?
 その辺の笑うしかない事件の数々は次回に続きます。
  

Posted by さめ ひろし at 00:00Comments(0)懐かしい話