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Posted by ミリタリーブログ at

2005年03月03日

月刊みりさば0303

※月刊みりさばの移動に伴ってミリブロに転載された過去記事です。

 ここんところコンビニで食玩(おまけ付き菓子の事ね)が大ブームで本当にいろんなものがお菓子コーナーに並んでおります。
 みりさば的にはやっぱ食玩シリーズでは戦車を主体とした軍用車両を取り扱った「ワールドタンクミュージアム(以下WTM)」ははずせません。WTMには戦車のミニチュアの他にその戦車の解説がついてきます。このちょっと辛口の説明もわかりやすくおもしろく、イラストも非常にいい感じなのが他の食玩のシリーズと違うところ!WTMの解説は初心者からベテラン(?)までかなりおもしろく読める内容になっていますのでまだ手に取ったことのない方は是非一度買ってみましょう!
 この戦車のシリーズのヒットで小型のラジコンが発売されたりマイナーな兵器の食玩が出る予定だったりと今年はコンビニでもみりさば的生活が送れそうな予感がしております!
 さて、WWIIの戦車っていうのは戦争を始めたときと終わったときでは戦車の大きさが倍以上違うという加速度的な発達をしていたこともあって、WWIIの戦車は資料を読んでみると結構おもしろいものです。

 そして兵器っていうのは大なり小なりそのお国柄が出てしまうものですが(まぁ工業製品なんてもんなそんなモノなんでしょうけど)中でもWWIIの戦車はその辺が非常にわかりやすくて、たとえばソビエト軍の戦車はシンプルで性能は結構いいんだけど使い勝手が悪かったりする。アメリカの戦車はメカ的な故障が少なくて数がやたらめったらあって同盟国に貸してあげるくらいあるけど性能的にはあまり強くない。ドイツはメカ的に優れているんだけど複雑すぎたり故障が多かったり、そして何よりもバリエーションが多すぎる....
 過去の歴史だから今だから言いたい放題にいえることも当時のテクノロジーとか国民性の違いとかその他諸々の事情でこんなんなっちゃたんでしょう。そのへんのお家の事情を解説した資料を読みながらミニチュアを眺めるのもなかなかおもしろいモノです。
 軍事モノの本とかってあまりやすくなかったりするのですがコレは250円!ちょっとした解説の裏にはもっと濃い口に知りたいあなたのために詳しい本の紹介までされています。コンビニで見かけたときはお手にとって見てください。
 ただし、はまってしまって手のひらサイズの戦車が机の上に所狭しと並んじゃって収拾がつかなくならないようにねっ!

  

Posted by さめ ひろし at 23:06Comments(0)月刊みりさば