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Posted by ミリタリーブログ at

2005年03月05日

月刊みりさば0305

※月刊みりさばの移動に伴ってミリブロに転載された過去記事です。

金がなくてもないなりにって話

 先日、本家みりさばの掲示板に学生の書き込みがあった。銃をもらって、ホルスターがほしかったけどどーしてもお金がなかったので百円ショップの園芸用品用ホルスターで代用したって内容だった。

 ちょっとこの代用感覚がなつかしくなってしまった。中学生の頃だが、私は貧乏でそして高校生になっても貧乏だった。バイトほとんどしなかったからね。

 貧乏だけど暇は結構あった中高生の私たちはわずか数千円をケチるためになんかいろんなことをした。金はないけど銃はほしかったからな。
 友人は御徒町というエアガンが安く売っている町に行くために電車で約30分かかる道のりを電車賃を浮かせるために自転車で買いに行った。

 私は友人と1000発入りのBB弾を500発ずつワリカンで買ったことがある。俺たちは一人で1000発買うだけの金がなかったのだ。
 1000発入りのBB弾を一発ずつ数えて2人で山分け!2人で買って共同使用ってことができないところがまた貧乏人である。
ちなみに1発ずつ数えて知ったことだが1000発入りのBB弾って実は1025発とかちょっと多めに入っているって知っていました?

 カスタムパーツも貧乏自作路線!当時すでにカスタムパーツなんてブルジョアな物も発売されていたけどBB弾をワリカンで買うような我々にはキッツイお値段だった。

 給弾装置やらなんやらも改造したかったけど金がねぇっ!だもんで我々のカスタムショップは日曜大工店や文房具店、そして駄菓子屋でもあったのだ。

 俺たちの制服のポケットにはたいていBB弾が数発入っていてコレだ!というパーツを見つけるとポケットから出したBB弾ですかさずチェック!この方法で真鍮パイプからシャーペンのフレーム(100円シャーペンの内径って実は6mmなのだ)、そしてチョコベビーの容器までが我々のカスタムパーツとなっていったのだ。
 今ほどノーマルのエアガンの性能が良くなかった当時はこんなへなちょこなカスタムでも通用するような部分があった。こういう下地があったものだからちゃんとしたカスタムではないと通用しなくなってからもとりあえず代用品を探してみたりする癖がしばらく抜けなかった。
 一見同じように見えるパーツでもカスタム屋さんのパーツをくんでみた方が簡単で高性能だっつーことを発見したのはしばらくたってからのことである。
  

Posted by さめ ひろし at 23:08Comments(0)月刊みりさば